ゴッチ式トレーニングを再確認

プロレスの神様と言われたカールゴッチ氏は器具を用いたトレーニングをしなかった。器具と言ってもミルくらいじゃないかな。バーベルは使わない人だった。プロレスリングにボディビルのような見せかけの筋肉はいらない、レスリングに使える筋肉が必要だという事から、独自のトレーニングをしていた人だ。藤原組長はカールゴッチ氏の弟子だ。俺もゴッチ式トレーニングをやっていたが、武道に専念するために最近は離れていた。けど、もう一度再確認の意味でやってみたが、空手家の柳川昌弘氏のいう受動筋力養成という観点から見てもゴッチ式トレーニングは最適なのが分かってきた。力の抜き方を意識せよと柳川氏は言うが、その点モロ共通しているところだ。カールゴッチ氏はいろいろな格闘技を研究していたらしいが、当然空手も研究していたんじゃないかなぁ。それに話はそれるかもしれないが、ゴッチ氏はドイツ人の血が混じっている。ドイツ人の考え方は日本人と似ているらしいね。その点ロシア人は戦略的な考えだ。日本武道の如く防御を念頭に考えている点にゴッチ氏は着目していたんじゃないかな。これは生きていたらぜひ質問してみたいところだよ。ならば武道の為にもゴッチ式トレーニングは外せない。昨日久しぶりにやったから疲労が溜まっちゃってるけどな。プロレスラーが打撃をやっているところをゴッチ氏は嫌がっていたが、「打撃は他の格闘家と戦う時の為に防御を身に着けることは大切だ。あくまでレスリングのみで勝負すべき」ゴッチ氏は言っていた。打撃を嫌っていたわけじゃない。よく言われてることだが、そんな偏屈な人ではないと思うなぁ。