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テレビでオリンピックを観ていた。スケボーの堀米雄斗選手が金メダルを獲得した。その時のインタビューのコメントで優勝することしか考えてなかったと答えた。俺も試合を観ていてそんな風に見えたよ。ちなみに治療する時もイメージするんだよ。良く出来るか出来ないかなんて事は微塵も考えてないよ。良くなった後のことだけだね。良くなった後の患者さんの生活の過ごし方次第だから。そこを指導しなきゃいけないことしか頭にないんだ。勝ち負けだけじゃない。とある空手の本に書いてあった事だが、例えばレスラーになりたい!そう自分で決心してレスラーになった人はなろうと思った時点で既になっているもんだという。なれるかなれないかなんて言っているうちは無理だって事だ。言ってしまえばそれは通過点なんだよ。空手の組手には技術の中に打って勝つではなく、勝って打つものがある。つまりは半ば勝った状態をいうんだけどな。少年部の選抜クラスの生徒に指導している内容だ。有利な状態を作る。宮本武蔵五輪書を読んでみてもそんな知恵が人より長けていたことが伺える。話ずれたな。やっぱりこういう事も含めてネガティブなイメージをしない事は大事だと思うね。