一般部指導

今日はトラック仕事明けだったから寝不足だったんだよ。午前中のうちにしっかり休んだとはいえやっぱり眠いね。60代女性の予約での指導。たまたま仕事の都合でいつもより時間を短くと頼まれたからね。空手をやる目的が元気でありたいということだから、短時間に凝縮した分ハードになってしまったよ。時間があれば一つ一つ丁寧な動きも可能だけど、時間がないから丁寧さよりとにかく元気いっぱいでやるしかないんだ。言ってしまえば空手の稽古は誰にでも出来るようにいかようにも稽古の仕方を変えることが出来るんだ。もう眠いなんて事はすっかり忘れて汗をびっしょりかいたよ。ちょっと休んだら夜は少年部の稽古がある。ただ少年部の方が緊張感が走る。気は抜けない。子供となると小さくてかわいいイメージがあるけど、大人と比べて精神鍛錬も含まれる分、稽古量も多いし、初めて見学に来た大人は舐めてかかったのが急に一変するケースが多い。一般的に子供は注意すればしっかりやるけど、大人は注意してもダラダラやるし、注意しようものなら自分の不注意そっちのけでやってられないと投げてしまうものだ。俺は大人には注意はしない。常識的な事は出来て当然の事だからさ。ダラダラした大人は少年部の緊張感を目の当たりにすると子供に超えられることを恐れてしまう。強くなったな!なんて喜べる精神的余裕なんてないからなぁ。