オンライン指導再開

昨日は少年部稽古が出来なくなってしまい、オンラインでの稽古をまたまた再開となった。オンライン自体初めての子もいた。普段道場ではやらない稽古をしてみた。道場では組手が出来るから、組手では使われない技の基本的な稽古を行うことにしたんだよ。試合とか組手があって当たり前となってしまった現代の空手。それでも純和会熊田道場では伝統的な身体の使い方を稽古して、それを組手に活かすことをもっぱら行うようにしているが、本来の空手となると組手は存在しないし、組手をやると弱くなるものだからな。組手やらないから弱いわけじゃないよ。むしろ実戦では本当に強さを発揮してしまうものだ。やるわけにはいかないよ。捕まるもんな。そんな時代を感じることができるかどうか分からないけど、コロナ禍だからこそそんな空手を考えて稽古すべきなんじゃないかなぁ。子供達には到底理解不能かもしれないが。組手は手っ取り早い強さの証明にしかならない。俺はその域に最近になってやっと理解出来てきたような気がするよ。京は総合格闘技の練習があるし、若い人が体験に来る。この人が空手体験にしても総合でいいのか本来の姿の空手をしたいかはわからないけど、とりあえずこんな稽古もしている事を教えるつもりだ。