体調がすぐれないときの空手

体調がすぐれないとき、たいていは休んだりするけどね。俺は休むわけにもいかないんだよ。でも、熱が出たとかいうとき、軽く練習するといいんだよ。力の抜き方がわかってくるからかえってプラスに働く。体調も良くなるしね。俺は今、帯状疱疹で稽古中以外は静かにしてるんだよ。稽古となると帯状疱疹とは気が付かないだろうなぁ。昨日なんかも、帯状疱疹にエネルギーを奪われ、おまけに朝早くにトラック運転のバイトがあったから昼間はずっと安静にしてた。でも娘が学校の校庭に遊びに行きたいというからついて行ってな。体を動かしたいとは思わないんだけどさ、軽く形をこなしてみた。力の抜き方がわかってくるし、体調が落ち着いてくるんだよ。かえって元気な時のほうがいい動きができないかもしれない。力がどこかで入っちゃってるんだろうね。あまりエネルギッシュな活動は控えてはいるよ。でも、空手の形くらいはこなせる。武道の動きにはエネルギーはあまり使わないからだ。でも考えてみると、帯状疱疹になる前には格闘技のトレーニングだの、スパーリングをいっぱいこなしていたからさ。体力だってそりゃぁ落ちてきてるんだ。そろそろ体が悲鳴を上げてきてるんだなぁと思ってな。武道だけだと体力が落ちちゃうからね。格闘技トレーニング的な事はやめるわけにはいかないけど、減らす方向で行くつもりだよ。