62歳の男性空手入門

体験できていた62歳の男性が昨日正式に入門した。腰痛、糖尿病などを抱えているため、入門には不安があったらしいが、だいたいにおいて病気は精神的ストレスからくる。電話で入門問い合わせがあった時にはやったほうがいいと俺は伝えた。他の道場にも聞いてみたらしいが、医学的知識はないもんな。俺は治療室を併設してるところが強みだ。純和会の座礼は独特なものがあるが、この男性は最初はなかなかできなかった。でも体が温まってくるとできるようになる。だんだん最初からできるようになってくると思う。本格空手は体力はそんなに使うこともないからな。言ってしまえば70代でもできる。勿論コツコツと地味な作業をこなしていくことには変わりないが。この男性、昔から武道には興味があったらしく、最後までその気持ちが残ったようだ。自分がやりたかったものを子供に託す人がいるが、それは子供に迷惑だぞ。結局自分がやったことにはならないんだ。自分の夢は自分で叶えるものだ。まだ奥さんに空手を始めたことを言ってないんだそうだ。尤も胴着を注文しちゃったから結局は言うことになるが。入門にはみんな勇気がいる。これは俺も同じだったよ。昨日一緒に練習した真澄ちゃんも入門問い合わせするのに3か月期間が必要だったみたいだ。でも今は昔の道場のような敷居の高さはない。でもいまだにそれを不安視する人は多い。そこは俺がいかに伝えていくかだけどな。