日本空手道〇〇〇

うちの空手道場名は日本空手道純和会。俺は一番影響を受けた日本空手道無門会から日本空手道を取ってつけたんだけどね。俺と関わった団体が日本空手道と変え始めてるんだよ。マネかどうかは知らないけどさ。最初は実戦空手道だったのにね。どの団体かはあえて言わないよ。いくつか出てきているんだよ。本人に聞いてもおそらくはあっちが真似したとか何とかいうだろうしね。いちいち確かめる気にはならないが。確かに日本空手道一本勝負となれば見ていても素晴らしいと思うよ。すべて一発勝負でね。あの緊迫感は感動の一言だ。無門会は一発勝負だからな。日本空手道の名前がふさわしいと思う。実質、今の時代は一発勝負はもはや見られなくなってきてるけどね。時代遅れかもしれない。純和会の技術も基本は一発勝負だが。その概念もない団体が日本空手道と名乗るのはちょっと違和感があるね。人を無視したり手のひらを反したりするような人に限って、その人の名前をもじったりする例はあるよな(笑)。俺の長女は純帆だけど、裕子をわざと無視してた元道場生の父兄は後に生まれた女の子に帆をつけてたからな。裕子はそれを見て逆に安心してたけどな。俺は腑に落ちないよ。一緒にされたくないから、いっそ日本空手道を変えちゃおうかとも考えた。ただ、俺の感情だけで変えるのはいかがなもんかとも思う。名前をパクられたのは実は一度じゃないんだよ。うちがまだ清心流だったとき、近所の道場が清心流整体術を始めてみたりな。うちはNPO法人。うちから逃げるように出た道場生が非営利団体を名乗る空手教室を開いたりな。パクられるのは光栄なことだと逆に開き直った方がいいのかねぇ(笑)。何?俺から影響を受けたと思え?なるほど。日本空手道を外すのはちょっと考えておくかな。

話が進むジョイフィットの教室の話

先日ジョイフィット須賀川店から電話があって、一度実際やってるところを見学したいという事だった。今日、さっきマネジャーが来て、裕子と義理の母と一緒に練習するところを見せたところだ。一度、ジョイフィット須賀川店に来てほしいとのことだった。注意事項とかあるんだって。そりゃそうだろうなぁ。教室名は「自力整体の空手」と名付けた。なかなかいいのが思い浮かばなくて、急きょ決めちゃった感じだけどな。水曜午後、木曜午前、土曜午前の週3回と決まった。人気が高まれば増える可能性も出てくる。今の生活のなかで、教室を増やすことに裕子は難色を示したんだよ。収入の面では効率がいいとは言えないからさ。こっちの道場とかタクシーもあるからな。でも、空手で食っていきたいならそのくらいしなきゃならないよな。実際最初、あちらから電話が来たときは裕子がタクシーはどけて考えろなんて、一番ノリノリだったけどな。青木真也の本にも書いてあったが、金を払う人間が立場は上だ。一つの会社から30万貰うより、いくつかの組織にまたがって合計30万に貰ってた方が、こっちもストレスがないし、払う立場の人間も変な要求をしてくることもないと言う。俺もいつのまにか同じことをやってたな。今の時代に合った考えかもしれない。昔はフリーターなんて一人前扱いじゃなかったけど、今じゃ関係ないもんな。会社は社員を守ってくれる時代ではなくなったんだ。運転代行にせよ副業でやってる人が多いもんな。ちょっと話はそれたが、だから俺はストレスがないんだな。うちの仕事だけでやってた時は売上とか心配で少し剥げができたことがあったからな。

俺の嫌いな格闘家の本を買った

嫌いな格闘家は青木真也氏だ。本屋でその本を見かけて、隣にはレスラーの本があったからね。だけど、青木真也氏の考えを理解せずに嫌いというのもなんだと思ってね。レジに向かった。まだ、全部読んでないから感想は言えないけど、つい陥りがちな考えに向かわずにそれをコントロールしてるね。自分なりの独自の発想を大事にしてるんだね。共感を持った部分はあるよ。相手選手の腕をわざと折っておいて、相手に中指を立てるような人間だから、人間性を疑いたくもなったが、冷静にまずは考えを知ってからでも悪くはないだろうよ。まだ若いし、現役格闘家だ。プロレスとは違って、相手にけがさせても悪くはない世界だからな。プロレスは怪我を恐れるな、だけど怪我をさせるなという、人を生かす道っていうのがある。そういうプロレスの試合にも出てるわけだからな。それにあまり欲張った人間でもなさそうだ。勝つためなら何でもするとかでもなさそうだし、案外冷静な人間でもあるとは思ったよ。格闘家としての実力はぴか一だからな。元警察官だったな。でも、言ってることが本当なら警察官には向いてねぇよ。この人は。群れたりはしなさそうだし、縛られるのも自分にとってやりにくいとか、その点は俺と似た考えだ。時間があったら読んでいくつもりだよ。

東日本大震災から8年

俺は当時まだ独身だった。治療と道場だけで生活していた時だったけど、たまたま患者さんの予約はなく、午前中は事務的な仕事をこなして、午後に入ったら練習でもしようと思っていた。ぼちぼち居合でもやろうかと思って立ち上がったその時、揺れ始めてね。最初は揺れが止まったら練習をなんて楽観的だったが、揺れが長いわ大きいわ、これはただ事じゃねぇなと思って外に避難した。そうしたら半端ないでかい揺れが来たからね。周りを見たら俺の車は大揺れ、電柱もやばいくらい揺れるし、向かい側の外壁は崩れ落ちる。子供の泣き声も聞こえる。仕事できなくなっちゃうなぁと思ったね。揺れが止まって中に入ったら、中はガチャガチャ。俺、事務室にいなくてよかったよ。足の踏み場もないからな。片付けしようとしたらまた揺れだしてきたからな。また避難した。揺れが止まって、また中に入ったらさらに中は散乱してたよ。道場は3週間は活動できなかった。治療室もすでに予約が入ってた人もしばらくは来なかったし、1週間たってようやく電話が鳴って治療を再開することになったんだよ。5月に入って裕子が治療予約して来た。それが俺との出会いだったな。付き合うことになってもまだ余震が残っててな。その後は超忙しかったよ。休める日なんて年に数回しかなかったんだ。その頃になって、清心流の親方と俺の間にも溝が出来始めてな。周りで揉め始めた時を見計らって独立することにしてた。それから俺は自分の師範としてのあり方を考えたよ。めんどくせぇ輩とは縁を切って、自分の道場なんだからさ、自分らしさを前面に出していこうという事になった。今では楽しくやってるよ。俺らしさだから、バカ丸出しという事になるわな(笑)。損得勘定はどけて考えているよ。だからこそ生活はきついけどな。人とは違う考え、やり方で行くんだ。一般部の大越君には「悪く言えばクセがある」と言われたよ。そういえば2チャンネルにもそんな風に書かれてたなぁ。誰だろう。自分でも気が付かないわけじゃなかったけどな。まぁいいか。今考えてみれば、あの震災がいいきっかけになってるのかもしれない。

4月から新教室

須賀川市にあるジョイフィット須賀川店のスタジオで純和会の自力整体法を講師として指導することになった。フィットネスジムにはあちこち駆け回ってたんだよ。でも、どこも見向きもしなくてね。それが2年前だったな。その時、ジョイフィットも掛け合って、返事はよかったんだけど、俺の出来る時間が少ないことで流れてしまった。今回、責任者は変わってたが、再度声をかけたら一度話を聞きたいという電話があり、お試しで実際やってるところを見てみたいという事だったが、それより先にお願いしますとの返事が来た。週3回という話だ。俺の体力的なことも心配してくれたが、体力は自信あるし、少々きつくても気力で乗り切るよ。最高にうれしい話だ。うちの自力整体はみんないい結果を出してるからな。須賀川のジョイフィットでも結果を出せれば、今後の発展のいい材料になるかもしれないからな。郡山コスモス会でも指導しているが、どうしても淡々とこなす形になっちゃうので、助手として裕子も同行している。それでやっと盛り上がってるんだよ。精神的病を抱えてる人が相手だからさ。ジョイフィットではもう少し明るい雰囲気で指導ができるとは思うが、ちょっぴり不安はあるね。高齢者施設では明るい雰囲気で指導ができてる。そんな感じでやれればいいね。スケジュールは来週分かることになる。頑張りますよ。

ゴッチ式トレーニング

プロレスの神様、カールゴッチの考えたトレーニング法。総合格闘技の練習では必ず行うようにしている。昨日はいつもやってないことを取り入れてみた。どこに効くのかもわからないままやってみた。ブリッジして鉄アレイをベンチプレスのように持ち上げる。首にズンとくる。これがめちゃくちゃきつかった。今も筋肉痛がしっかり残ってるよ。これだけじゃないからな。それもスパーリングを終えた後にこの筋トレをやるからな。俺も三瓶さんもフラフラ状態だったよ。三瓶さんはゴッチ式トレーニングをやった後は一週間は筋肉痛が残ると言うからな。俺、47だよ。試合出でるわけでもないのにな。ただ、楽しいからやってるんだけどな。俺は一週間も筋肉痛が残ったりはしないけどな。俺はゴッチ式トレーニングは週2から3はやっているよ。時間がないときは普通の筋トレで追い込むくらいだけどさ。思ったよりタフなんだな。渡辺さんも筋肉痛が残るっていうね。ゴッチ式トレーニングはトランプをめくって出た数だけ行うから飽きずに練習できる。何が出るかわからない。ずっとスクワットばかりやらなきゃならないなんてこともあるしな。こういうトレーニングをやってるからこそスパーリングでもタフな戦いが出来てるのかもしれない。スパーリングもついつい熱くなっちゃうからさ。

少年部の黄色帯に体当たり指導

分からないことがあったら聞きなさいとは前々から言っていたことだった。一人があやふやなままにしていたからそれも踏まえて黄色帯の生徒全員に再確認の意味で指導した。そうしたら3人ともあやふやでね。これは叱ったよ。みんながほかの練習している間もまだ形の練習をさせた。体当たり指導が終わって、「今回はきついこと言っちゃったから堪えたろうけど悪く思うなよ。俺を恨むのは勝手だけど、それでは解決にはならないからな。分からないのを分かるふりをしていたからこうなったんだからさ。分からないのを聞くのは恥ずかしくないけど、そのままにしたからほら、恥かいたろ?」と説明。普段涙なんか見せない子も涙目になってたな。入門したころはとても空気を読める子ではなかった。それが涙を流すなら、男として成長していたんだなぁ。怪我はないにせよ組手は痛いから、嫌でも人の痛みは分かってくるよ。久しぶりに叱ったよ。無門会は誰も教えないぞ。教えてくれと言えば怒られちゃうんだ。叱る行為はあまりやりたいとは思わないけど、今回ばかりはしょうがない。今、学校ではこんな教育できる先生は少なくなったろうなぁ。一昔前だったらこういう指導は当たり前だったけど、今は熱心な指導はできない環境だから。だから叱られるとあっと言う間に去っていく子は多くなった。叱られなくてもいつかは叱られるなんて去って行っちゃうんだもん。叱られるくらいでいいはずだよ。人間なんだからさ。それを理解できる父兄も少なくなったことも意味している。道場はまだ学校では味わうことが出来ない教育が可能だ。今の学校は勉学さえ指導すればいい形だ。そんなことより人として大切なことを学べない教育なんて学校自体楽しくないよなぁ。