少年部

昨日は少年部指導。夕方でみんな仕事が終わりでも俺はそれからだからな。京は正直身体が重いよ。コロナで稽古を自粛していた事でモチベーションが下がってやる気を失いかけてた子達も今ではやる気に満ちているよ。あの緊張感は誰しも必要なんだよ。その中に完全に身を置く事で空手の本当ね癒しが分かってくる。技術的にはまだまだ荒削りな子もいれば、本当に伸びて来た子もいる。俺も疲れた身体を稽古に没頭することで身体が軽くなってくるんだ。俺も元気になるよ。

話は変わるけど、ウチの稽古はそんなにハードじゃないよ。必要最低限の苦労は必要だけどな。俺の親父は素人だけど、俺の空手なんかどうせカラクリだけで簡単に出来るんだと俺にケンカを売って一生モノの恥をかいたことがある。そう!空手はカラクリだよ!だけど手品師だってとにかく練習に練習を重ねて出来るんだ。甘くはないよ。親父は市役所の部長まで行った男だけど、権力に溺れて抜け出せなくなったんだ。元々ボンボン上がりで考え自体甘い人間ではある。今では俺とは顔も合わせない。そうなるくらいなら俺は一生ペーペーでいいよ。ちょいとキツイけどさ。