少年部稽古

コロナ蔓延防止策で昨日がとりあえず最後の稽古になった。六年生2人いたから、2人と組手をしてみたよ。2人共選抜クラスに参加している子だ。2人共伸びているけど、それ以上に俺の衰えが目立ったね。半年前に出来たことも出来ないんだからさ。とにかくやられるわけには行かないからな。そうなると俺にはやっぱり俺の空手にとっての原点の無門会に立ち返る事になる。間合い捕りで相手には何もさせずにする。無理に攻撃を仕掛けようものならコッチには好都合な方法なんだけど。もうこれしか出来ないのかと思うと寂しいかと思ったら不思議と嬉しくてしょうがないんだ。六年生となればこれからまだまだ伸びて行くんだ。それを肌で感じるとつい笑みを浮かべてしまってな。組手を終えて俺は教え過ぎちゃったなぁと言ったら見学していた父兄は爆笑だった。しばらく稽古出来ないからな。それまではリモートで我慢して欲しい。今四年生の多田野から通う男子。どうにも毎回毎回ダラダラしててな。喝を入れてどうにか変わる事もあるんだけどな。昨日は敢えて喝は入れなかった。自分で気付いてもらう他にはないと思ってな。母親も気付いてくれる時期が必ず来ると信じて道場にケツ叩いて連れて来ている。やる気がないわけじゃないんだよ。もっと歳下の子でも自分で理解してやっているんだがあの子に関しては困った。それにしてもコロナ蔓延防止策は当然飲食店もだからな。宅飲みで家族の絆を再確認する良い時間じゃないかなぁ。俺は元々夜な夜な飲み歩く事はないけどな。もっと厳しい措置を期待したいね。