治療後

素人さんはというと語弊があるか。理解できる人はできるから。ここでみんなに勘違いしてほしくない事は、治療後、痛みが取れたからといって、油断してまた痛みがぶり返すのを治療家のせいにしてしまう人がいるけど、基本的に痛みは生活の習慣、クセから歪みに発展して痛みになるんだ。同じ生活に戻れば、また痛みが復活してもおかしくないよ。最近もそんな患者さんがいたけどね。それを治療家のせいに出来るなら、自分の生活そのものも治療家のせいにするのかって話になっちゃう。確かにリラクゼーションのマッサージを受けても治療にはならないからな。そんな場を治療室と勘違いする人もいるからね。またはウデのない三流治療家という場合もあるな。でもそれもそんな場所で痛みを取ってもらおうとする患者さんが悪いことになるよ、残念ながらね。最近はこういう勘違いをする人が多い。そこから金払えば痩せるとか身勝手な解釈すら出てくるんだからな。痛みが出てくるのも、太るのも結局は自分の問題なんだからさ。やっぱり自分と向き合う事が出来ない人には痛みを改善することは出来ない事になる。時代なのかなぁ。でも昔の人にもそんな勘違いする人もいるなぁ。まともな治療をやる俺にはやり難い時代だよ。確かに鍼灸院もあん摩さんもほとんどいないよな、今はさ。接骨院だけは保険診療がまだ可能だからコンビニみてぇにはびこるんだけどな。接骨院には悪いけど、あの治療では年寄りの憩いの場にしかなり得ないからな。俺は空手道場もあるし、コロナ対策でトラックに乗ってるからいいけど、仕事を治療室に重きをおいた生活には戻れないんじゃないかなぁ。