あるボクシングジム

うちに入門した女性の話。その女性もそのボクシングジムで練習していたんだけどね。オーナーが仕事があるからジムを閉めると言う。入ったばかりの人もやめるしかない。オーナーの勝手で閉めるなら入会金は返すべきなんだよね。それもないみたいだ。酷い話だねぇ。だけど、すぐジムを再開したらしいよ。仕事があるからと言ったって、俺は道場をたたんだりしないぞ。俺にとっては道場が本業だからな。もちろん生活はきついけどさ。なら道場生を増やすことを考えるよ。ですぐジムを再開したっていうんだからねぇ。でも経営方法が変わったみたいだね。フィットネスにして自分が指導しなくてもいいようにしてるみたいだ。指導がめんどいなら辞めた方がいいよな。純和会も清心流から独立したけど、それだけでも道場生に影響が出ないかが一番気がかりなところだったよ。それで辞めた人は一人だけだったけどさ。ジムの利用者に迷惑だという事をまず一番に考えなければいけない。どうしてもやめるなら入会金は返すべきだったと思うね。こうやって利用者や道場生を勝手に振り回すような人間は結構いる。自分の兵隊だとしか思ってないんだもん。今では仕事一つとっても雇う側の立場が弱くなってきてるしな。道場もジムも同じだよ。それにかこつけて言いたい放題の人が出て来るならそれは別問題だけどな。利用者もオーナーも常識をわきまえて動くべきだ。うちに入門した女性はそのボクシングジムでは自転車こぎと縄跳び、シャドウくらいしかやってなかったみたいだ。家でもできることばっかじゃん!ジムや道場も何か特徴をつけていかないといけないよなぁ。その点は俺も何か考えていこうと思っているよ。これから格闘技や武道をやってみたいと思う人はこういう勝手な親方が存在するからよくよく吟味して考えたから入った方がいい。とにかく親方との相性だ。