少年部

道場に来る前にグズっているアカシ君。先日、母親にアカシの力を信じて稽古中は道場の外に出ていた方がいいと話したんだ。何しろ母ちゃんも俺の指導中の迫力に押されてるからなぁ。だけどアカシ君、昨日の稽古には母親に大丈夫だから外に出てていいよ!と堂々と入って来た。母ちゃんが俺に説教されてるのを見てアカシ君も覚悟を決めたようだ。この子、まだ小学1年だけどこういう漢気があるんだよ。尤も道場で稽古しちゃえば何もかも吹き飛んで楽しくなってくるんだよ。稽古前なんて俺だって億劫なんだからさ。こういうささやかな事だけど、こういう事で俺は空手を教えてて良かったと思うんだよ。前の稽古では俺の迫力に泣いていたアカシ君も自分で立ち直って落ち着いて稽古してたんだ。それにみんな感化されてみんなも落ち着いて来たからな。アカシも一目置かれているんだなぁ。

話は変わって俺は長女の純帆と組手をやってみた。立会いなら誰にも負けない自負があったが娘はそれにも負けなくなってきてる。組手は娘にはもう敵わなくなってきた。それにしても純帆の突きは痛かった!!