俺の休日は空手を見直す日

普段練習しているときっていうのは練習して身体の調整に精を出す。休日になると練習はやらないけど、ついつい頭で技術的なことを考えてしまってね。ああでもないこうでもないと試行錯誤が始まる。今日も空手のある部分を見直しててね。発見もあった。清心流の形は形構えをやってから形を練習する。この形構えは清心流独特だ。純和会もその形構えを行う。でも今の清心流は形構えの意味はまったくと言っていいほど伝わってない。あの形構えは諸立ち中心の動きに合わせて作られている。前屈立ち、それも立ちスタンスの広い前屈立ちで練習する今の清心流にはやる必要がない代物だ。腰回りの動きに関係している。当然組手にも意味があることでね。今の清心流の指導者に無いもの、技術の追求だ。目先の地位、名誉にばかり目が行ってしまう。目先の事に惑わされて伝統技術を捨ててしまったからね。まぁそれはおいておくか。俺と今の清心流では目的も活動も全く別物だ。目先の地位、名誉も必要な人間にはついてくるものだからさ。明日から今日発見したことを中心に練習していくつもりだよ。更に体力任せの空手から離れていくなぁ。そうすると体力が落ちていっちゃうからね。それは避ける必要はあるかもしれない。「先生は全身筋肉だからダイエットの必要ないでしょう」とよく言われるけど、俺も47歳。あと少しで48。体脂肪が落ちなくなってきてるんだよ。運動量が落ちてるもん。他の同年代と同じ悩みはあるんだよ。