居合を振り返る

最近はよく稽古するな。やっぱり居合の稽古をすると気持ちいいんだ。独特の緊張感に包まれてな。油断すれば手を切ってしまうからな。空手をやる上で居合もやった方が空手も上達しやすいからやるんだが。今時そこまで稽古する人はいないよなぁ。今の清心流は何故空手に居合も稽古するのか理解出来てないんだよ。せっかくの伝統を形だけのものにしてしまうのが辛くて俺は清心流を離れたんだけどな。あの親方、居合の稽古して手を切ってしまうのを刀のせいにして刃引きしてしまった話を聞いた事がある。俺が離れる頃は大上段からまっすぐ振り下ろせなかったんだ。何かに気を取られていたせいだろうが、そこに気づかないまま変な解決をしてしまう。その理由も元はあの親方の右腕だった俺は知ってるよ。ここでは書かないが。正直清心流を去る時はガッカリだったよ。あの親父がもう少しまともだったらなぁってね。清心流を離れた頃は清心流のホームページに純和会の居合は模擬刀を使った体操だって書いてたみたいだね笑。自分の事を棚に上げて言ってくれるねぇ。