俺の空手修行

高校から空手を始めた。寸止めだね。尤も三年の時、試合に出たが、前日にみんなで酒盛り。二日酔いで試合に出たんだよ笑。相手の攻撃に逆上して反則負け。こんな人間が後に師範になるとは俺自身思ってもみなかった。大学で無門会に入門したけど、今考えてみても俺には合わなかったな。後に体調崩したんだ。だからこそ今治療室を開く原点になったんだけどさ。だけどこの空手の影響は大きい。道場稽古で怪我が多くて、道場には行かず、一人で基本から稽古に励んでな。会長は何やってんだ!だけど、結果的にはこれが後には力を発揮したと思ってる。ケンカに走ったのはこの頃だ。俺自身達人じゃないけど、達人になる人は大抵一人稽古ばかりしていたんだ。一時期一撃必殺は力だと考えて、トレーニングジムに通って、脱線してボディビル選手権にも出た。後に力に頼らない、本物の空手を追求し始めて、自己流でヨガもやってみたり、若木竹丸の怪力養成法も経験してみた。怪力養成法は怪我ばかりで辞めた。ヨガは丹田意識は空手に最適だし、切れ痔も治したよ。後に清心流居合を学び、組手には大きな影響力があった。空手だけじゃなく、違う角度から色々な経験する方が上達するよ。空手一筋とかはカッコいいけど、視野が狭くなる。