学校の変わった規則

都心ではもう始まってるらしいね。友達をあだ名で呼ばないで「くん、さん」をつけて呼べってね。いじめがこういうところから出てくるからという。俺も小学校時代は変なあだ名をつけられたし、何も言えなかったよ。でもね、愛称っていうこともある。そこから親近感をつけていくという事があるんだからさ。やりすぎじゃないかな。それにあだ名で呼ばないそうにすればいじめがなくならないかって言ったらなくなるわけがないもん。

お誕生会に友達を呼んではいけないというのもある。誰が呼ばれたのに俺は呼ばれてないとかそういうことになって、トラブルのもとになるからだって。

いずれにせよ過保護だよな。大人が楽するための規則ともいえる。いいんじゃないの?そういうことで社会構造を知っていくんだからさ。ここで過保護にして、いざ社会に出たらついていけなくなるぞ。

雑巾のかけ方にまで規則をつける学校もある。怪我を避けるためだっていうけど、そこでどうやったら転ばなくなるか考えさせるのも学んでもらった方がいいと思うからね。これもおかしな規則だと思う。公務員の発想かな。

あのね、規則規則っていうけど、規則で縛られた人間はそこから解放されると無法者になっちゃう確率は高いよ。全員がそうなるとは言わないけど、公務員の不祥事が絶えない理由はそこにあるんじゃねぇかな。これじゃぁ学生の身になって考えてるとは思えないな。自分に有利な規則としか言いようがない。