藤原組長のセミナーを受けて

藤原組長の関節技セミナーを受けて、改めて空手の良さが分かってきてね。よく俺のことを何でもかんでも手を出して、地に足ついてないという人がいるんだけどな。俺には空手が主だよ。藤原組長の関節技も袖を通すことだけだよ。過去にボディビル選手権にも出たが、これで空手の身体つくりの意味を理解するきっかけになった。あくまで袖を通しただけだ。運転代行、タクシー乗務ももちろん食っていくためでもあるが、おかげで少年部の送迎をやるきっかけになった。もちろん経験するだけでそのまま流れてしまうものもあるが。人間はどうやって一人前になっていくか。学生時代には遊びもだが、国語だの英語だの数学とかいろいろ勉強して大人になる。成績が壊滅状態であろうと大事なものは体の中に残るものなんだよ。それにいくら歳を取ろうと生きてるうちは学ぶ姿勢が大事なんだ。みんなそれを忘れてるから、俺のことをそんな言い方するんじゃないかな?清心流では空手のほか、武器、居合道といろんなことを学べたが、居合は今でも俺には切っても切れないものになっている。治療も空手をやっていたからこそ習得が早かった。下地に空手があったからというけど、治療を覚えるのに、空手ができるというのを自負していたわけじゃないぞ。たまにバカがいてな。「俺は建築の外装で親方になってるんだから、道場で上座に立って当然でしょう」なんて言うやつもいたよ(笑)。こんな人間には建築関係で親方になったのなんか下地もクソもないよ。嫌われねぇように気を付けるこった。いつでも学ぶ姿勢、それも素人としてな。これは俺は死ぬまで続けるよ。