格闘技中継

昨日テレビで総合格闘技を観ててね。那須川天心選手はこの間のメイウェザーとの試合で負けちゃったけど、精神的にもふんばって這い上がった感じだった。冷静で元気いっぱいの試合だったなぁ。負けもいい経験になるからな。無敗よりいくらか負けるくらいの方が若いときはいいと思ってるよ。若いうちは思い上がりとか気をつけなきゃいけない時だからさ。後は総合だね。プロレスラー前田日明氏と藤原組長の対談で言ってたけど、関節技のように時間をかけて習得していかなきゃならない技よりも寝打撃(パウンド)が目立ってきたね。てっとり早いからね、その方がさ。プロレスラーの道場で行うような緻密な関節技の応酬よりも筋力による打撃を選ぶ傾向にある。これも時代かなぁ。昨日も観てて思ったけど、左腕を取って関節を極めるチャンスがあったんだけど気が付かなかったのかなぁ。あそこまで完全に抑え込んでたら簡単に極まったと思うもん。判定じゃなく一本勝ちできたと思う。それも肘攻撃もありだったのか。あのルールで肘攻撃はきついぞ。寝打撃は一理あるけどな。実戦的にね。俺は個人的に寝技の攻防が好きなんだよ。ルールの過激化を加えていくと関節技より寝打撃中心になっちゃうのかな。その方が早いけどさ。観てる方もどんどん残酷ショーに近づいていくからな。いつかはすたれちゃうんじゃねぇかなぁ。