お金は信用を表す…

お金そのものはただの紙切れに過ぎない。ただ、多くのお金をもらう人はそれだけ信用を得ていると堀江隆文氏は言う。けど、今日、そうとは思えない出来事があったぞ。市の教育委員会に約束の物を取りに行くはずだったが、あちらは電話すると言っていたのに、電話は一向に来なかった。行ってみたら何も準備もされておらず、俺に言われてあたふたする始末。俺がもしあの職員たちに給料払うなら、日当千円がいいとこだぞ。ダラダラ仕事して、約束は守らない。あまり悪口は言いたくないけど、俺は信用を得るために誠心誠意頑張ってきてるのに、信用失くすことをしても安定した給料を普通にもらってるんだもんなぁ。正直、腹が立ったね。役所の職員全員がダラダラとは言わないよ。去年まで担当だった人は本当にありがたいくらい動いてくれた。でも、俺がどうという事ではないよな。そんなことしてれば天罰は下るよ。俺は何があろうと信用を得るために頑張るだけだ。俺には小さい娘がいる。正直、娘の為とか考えて仕事してないけどね。自分の為だよ。結果的に家族のためになるんであってさ。娘は口には出さないけど、俺や裕子が汗水たらして仕事している姿は見せてるから、苦労はよくわかってるはずだ。特別感謝などしなくてもいい。親として当たり前のことをしているだけだしな。その職員も家族があるんだろうが、天罰が落ちてからでは遅いんだからさ。家族にも迷惑がかかることになるんだ。しっかりやってほしいねぇ。一度信用を失おうものなら信用を取り戻すのは、最初に信用を得ようとするより大変だと思うからさ。

入門したばかりの１年生

昨日、少年部の稽古だったが、連休ボケのせいか形稽古をやってる最中遊んじゃってね。ほとんど無意識だったと思うよ。まぁ、あんな小さい子に地味なけいこをやれと言うのも飽きるし、集中しろと言っても無理な話だが、これからもそれが続いてはまずいので大きな声で注意した。涙目になってたね。ここは踏ん張ってほしいねぇ。空手なんてもともとは組手すら禁止されていて、来る日も来る日も同じ形を何度も何度もやるわけだ。無味乾燥ってやつだな。俺はそれでも飽きないように新しい形を早めに教えるようにはしているんだけどね。昨日、兄貴の方はちゃんとやってたから新しい形を教えたけど、遊んでて教えてもらえるんじゃぁ、他の道場生が面白くないからね。新しい形を教えなかったよ。

連休明けともなると、他にも以前教えたことを忘れて稽古しちゃってるやつもいた。言われたこともやらないわけだからな。道場になれちゃうと、初心を忘れて油断が生じる。言われて思い出したように始める。いきなり動きが良くなるのにね。いまどきの子、目標もなくただ道場に通っちゃうんだよねぇ。言われたらそれを忘れずにしている道場生もいるわけだからさ。目標を持たせるようにしないとな。この辺は俺も課題だね。いかに目標を持たせて稽古にと取り組ませるか。

ポスティング中

今日、空手にチラシをポスティングした時、ある空手道場があった。こっち方面では大きな道場でね。こっちは道場生集めは大変だ。この道場はポスティングなんかしなくても生徒は集まるんだろうけどさ。まぁ、今に見てろという気持ちにはなるね。こっちだって負けてたまるかってさ。コツコツやるだけだ。この気持ちを忘れて油断したら負けだと思ってるよ。尤も中身に関しては負ける気はしないね。大きな道場は少年部を見てみればわかるけど、とても空手をやってるようには見えないほど、人には親切にできずに我が物顔。親もそれを注意もせず、携帯にばかり気を取られてる。うちにはこういう道場生が入ってもすぐ辞めちゃうよ。指導者の俺が怖いからさ（笑）。小学生になっても道場で遊びまわってても注意しないからね、大きな道場は。辞めないようにするためだよ。この点で人数的には差は開くよな。それでも本人は空手をやってると周りに言うんだからさ。俺とすれば中身は濃い。濃いけど、誰にも無理なくできるシステムにはなってるよ。ただ、注意されるのが嫌なのはどうしようもない。去ってもらうしか…

連休

連休はとにかく休んだよ。今まで自営業をやってきて、こんなに休めたことってなかったからさ。練習もしなかった。俺自身、１日２日休むことがたまにあっても、何日も練習をしなかったことはなかった。いい加減身体がなまったような気がしてしょうがない。太るほどではないが。今日から仕事を始めよう。市役所に出すＮＰＯ法人の書類とか、税金も納めなきゃならないからさ。やらないと不安になっちゃうしね。

５月５日は子供の日だが、俺のばあさんの誕生日だ。昨日は１００歳の誕生日。爺さんも１００歳まで生きた。ばあさんは目も耳もまだ大丈夫。階段の上り下りもできる。腰もしゃんとしていてボケもない。まだ元気も元気だ。長生きの秘訣は歩くことだと言う。昔は車もなかったから、自分の足で７キロ８キロの道のりは普通に歩いてたんだもん。今でこそ電気自動車が出てきたが、昭和の車に乗って、「これは電気で走るのかい？」なんて言うくらいだった。いかに現代の便利なものに疎いかが分かる。

貼るだけで筋トレ？

最近テレビ番組を何気なく見ていた時のコマーシャルだった。お腹に貼り付けて電気を流す。腹筋がピクピクいったような気がして、それだけで運動したことになる？でも、こういう類の品は１０年以上前から出回っているね。いっておくけど、これだけで痩せようとか体を鍛えようとかいうこと自体、俺には考えられないことでね。楽して運動したことになるわけがない。楽だと感じるくらい根性を鍛えた方がいいんじゃねぇかな。楽して痩せようとか楽して鍛えようとか、これは消費者の発想なのかな？買う方も買う方なら売る方も売る方。ほとんど詐欺だよ。骨盤矯正で痩せるとか言われてたこともあるね。実際来たことあるよ。ある女性は「ここで痩せさせてください。私が審査します」なんて言う。俺はならばと「ちょうどいい。ここで空手の練習しましょう。骨格矯正にもなるし、痩せるまで家に帰さないから」と言ってやったら「何を言ってるかわかりませんね。帰ります」と言って逃げて行った。この類の質問には楽しようとしているおねぇちゃんには悪いけど、ズバッと本当のことを言ってるよ。逆切れして帰っていく人が多いんだ、これが。楽して護身術をとか、楽して運動とか、日本人にはこういう考えが出回っている。常識を考えてみればふつうわかることだが、子供にどういう教育するつもりなのか知りたいもんだよ。「かわいい子には旅をさせろ」。今では「かわいい子は過保護にせよ」に代わっている。でも、常識を知らないこういう大人、自分の子供もかわいいとは思ってないだろうな。自己中心的だもん、子供もかわいいとは思ってなさそうだ。

伸びてきた颯大くん

もともと感性で生きてるような子でね。最初は道場が怖くて稽古したくないとか言っていた子だけど、自信がついてきて、今では家でも練習しているようだ。もちろん道場も休まずに稽古している。最近は組手技術も覚えてきて、動きがさらによくなってきた感じだ。もう少し上段蹴りに対する防御、力をつけてくればもっといい感じだ。３月にはキックボクシングの試合に出ているので、度胸もついてきたんじゃないかな。リングがあって最初は怖かったようだが…。まだ入門半年くらいか。でもその間にいろんなことを経験してきたよ。まぁ、これからだけどさ。母ちゃんのお腹の中には新しい命が宿っているところだ。これからどう育っていくか期待している。写真左が颯大くん。

時代の変化

これはスポーツ界全体に言えることだけど、今はプロですらしごくような時代じゃないんだよね。根性論と言って、基礎体力ばかり、それに耐えてこれたら技術を習う。野球の世界は特にこれが強いようだね。最近道場の在り方にも気づきがあってね、それで深く考えたんだよ。空手家の柳川昌弘先生は理から入ると上達が早いと言っていた。上達が速いだけじゃなく、間口が広がるよ。それで本当に楽しさを知り、もっともっと強くなりたいと思うようになってから、基礎体力だのやればいい話でね。だから、俺は最近は初心者クラスはやめ、少年部と一般部のみにして、特に最近入門した生徒には技を教える。上級クラスなどなくても、上級者は初心者を相手にしても上達するのが分かった。いや、初心者を相手にした方が、自分の技を緩めて、初心者に反撃させ、それをまたかわして反撃するなど、上級者同士ではできないことだ。プロレスラー藤原組長もそういう。うちなんか道場生が多いわけじゃないからね、なおさら必要なことだよ。強い人が上達できなくて可哀そうだという人が以前いたが、それは素人考えであって、ボクシングの世界チャンピオンだって、いつもチャンピオンクラスと練習しているわけじゃない。下のクラスと何度も練習して技を磨く。ブラジリアン柔術の世界なんか以前からそういう方法でやってたらしい。日本のような根性論は元々ないからなのかもしれないが。だから技術レベルは高いし、世界チャンピオンと一般人が一緒に稽古しているという。スポーツ界は考え方を変えていく時期だ。