プロレスラー藤原組長の関節技セミナー

昨日、行ってきました。去年初めて行って、組長も俺のことを覚えてくれていてね。もちろん空手の師範だっていうことも知ってる。俺のこと先生と呼んでいる。組長が40年かけて作り上げた技。俺が簡単にできるわけがないんだけどね。組長は全身骨骨骨って感じで、掴まれるだけで痛い。おまけに急所を知ってるから激痛なんてものじゃない。ヘッドロックを極められて、首は今筋肉痛だ。最後に若手プロレスラーとスパーリング。日龍さんが相手だ。俺にわざと先手を取らせておいて、軽々と返す。その連続だ。バランスの崩し方、返し方などを教えていただいた。この10分がめちゃくちゃ長かった。組長に「頑張れ先生!!」と言われて、何とか10分乗り切った。現役でリングに上がってる人と、一般人、苦しさが全然違う。プロレスなんてインチキだってよく言う人がいるけど、素人が軽々しく言うのは罰当たりだよ。実戦に裏付けられた動きが満載だ。疑うならセミナーに一度でも参加することをお勧めします。

f:id:junwakai:20170709110931j:plain

 

発見!!

俺の空手の形、さらによくなってきた。45歳になって体力的には衰えが始まってるが、空手の道はこれからだと実感する。目付に着目し、首そのものを体を緩めるとともに、緩める。そうしたら、身体がムチのようにしなやかに、素早くなってきた。強さばかりに目が行くと、この点は忘れちゃうところだ。体力が衰えてからだよ。空手の上達を本当に感じるのは。若いころは人対人の上での上達はあったが、結局はガラスのハートのごとく、案外もろいものがあった。体力が衰えて、指導は口ばかりなんていう指導者が多いが、俺はそうはなりたくない。んでもって組織の上の方に上がることで、道場生とともに汗を流さなくなる。俺はその時点で師範でもなんでもないと思ってるよ。もちろん疲労感はあるよ。でも息切れも昔と比べて少なくなってるよ。組織欲があるならともかく、空手の師範としてあり続けるなら、空手も本物を追求する姿勢が必要だとつくづく思う。今はハートとともに柔らかい強さを実感できる。

一緒に汗を流してみたいと考える方、こちらへ連絡を!!

郡山市小原田4-14-31 024-944-3211 純和会熊田まで

武道空手・居合・プロレス

それぞれ共通していることがあるんだよね。闘わないことを目的としているが、いざという時のために常に強さを磨いている点だ。本来の空手は闘うことが目的ではない。居合も人に斬られず人斬らずだ。プロレスも真剣勝負を見せるためのものではない。じゃぁ、弱くてもいいのかといえばそうではないよね。プロレスも練習はガチンコだ。いつトラブルがあるかもしれないからね。空手もむやみに闘ってはいけない。万が一のための護身だ。刀と同じ。抜かないところに価値があるわけだ。俺はこういうものに価値を見出してる。強そうに見せるんじゃなく、普段からただの親父として生きていて、てっとり早い強さの証明などせずにね。わかる人にだけ分かればいいと思ってるよ。うちの道場にもその点はき違えて考えてる人がいる。年配の人だからさ、その点、説明しても分からないんだよなぁ。聞く耳持たないもん。見た目本位ってやつだ。その人から見れば、俺は組手に勝つことばかりを24時間考えてる人間と思ってるんだもん。そんなせせこましい人間に見られるのはちょっと迷惑な話だね。若いうちは強さがすべてだと考えてはいたけどさ。それじゃぁ、ストレス人生だよ。俺にとっては武道こそ癒しだからね。

f:id:junwakai:20170706100946j:plain

f:id:junwakai:20170706101039j:plain

最近の若者

俺の義兄の知り合いが姿勢が気になるからと、予約を入れてきた。でも、話を聞いたらそれによる痛みなどは全然ないという。俺は本人に直接言ってみた。いたみがないなら、カイロプラクティック施術を受けても、こんなもんかとなってしまう。だったら、自分の体は自分で治すゆるゆる骨コツ体操を勧めた。本人は微動だにせず、受け入れたよ。冗談で「若いんだから組手をやってもいいくらいだよ。」といっても、嫌な顔一つしないでいる。落ち着いてるねぇ。かえって40代の方がその点はっきりしているからね。義兄は組手なんて言ったら、冗談じゃないなんて言うけどな。この若者、大したもんだよ。この若者も接客業。おそらくはひどいお客などにも動じず仕事をこなしてるんだろうね。22歳。俺はこの歳ではこの歳で腹を据えることはできなかった。

油断

うちの育成クラスの道場生。先日、ディズニーランドへ行ってきたらしい。たまにそういう息抜きは大切なことだ。けど、それで空手の緊張感を忘れて、組手がいつものように動けない。俺は久々に雷を落としたね。罰として7人組手に変更。ようやく元の動きが復活した感じだ。稽古になったら遊びのことは忘れて、空手に没頭しなきゃならない。メリハリが大事だ。根性はある子だが、へこんだと思う。もちろん本人は言い訳なんかしないが、大人にはこういう時、注意を促す程度にする。でもそこで言い訳をする人がいる。大人と子供の違いだ。大人は変に気取る人がいるからね。言い訳した時点で、俺はもう相手にはしない。本人はちんたら稽古していることにも気づかない。おそらくその少年、次の稽古にはしっかりできてると思うよ。大人もやる気次第ではしっかり教えるよ。残念ながら無心が続かないんだよなぁ、大人は。少年のまま大人なったような人の方が良くやるし、続くんだよ。言い訳もない。そういう人の話は面白く、愉快だ。そういう人との付き合いは大事にしてるよ。

武道は勝った者が強い

格闘技は基本的に、強いものが勝つ。武道は強い者が勝つとは限らない。試合ルールなんてないんだからさ。ケンカの強い武道の素人が勝ってもおかしくない。後ろからナイフでぐさりとやられれば、空手家といえどもちょっとかわせないよ。ちょっとばかり組手に自信あるからなんて言うのが命取りになる。ボクシングのチャンピオンクラスが立ち上がる前にのしてしまうような人はその辺の飲み屋にいても別に驚くことじゃないよ。でもね、本当に強い奴は喧嘩なんてしないよ。俺も夜の繁華街なんて行こうとも思わないよ。かかわらないのが一番だからさ。じゃぁ、なんのために武道をやってるのかって?常に自分を追い込み、苦しい思いをすることで人間味が出てくる。そうすれば輪が広がる。人と戦うためじゃなく、人と仲良くするためだ。そのためには男は強くなければいけないと考えてる。強さを比べたいならルールを限定して競うしか方法はないからさ。規則の中で生き、縛られた人って、そこから解放されると、無法者になりやすい。武道は自分自ら自分を縛るんだ。武道家が無法者になるとすれば、修行が足りないね。

f:id:junwakai:20170313154436j:plain

姿勢が悪い

f:id:junwakai:20170301142318j:plain

そこで自分で意識して直そうとした人がうちの施術を受けにくる人の中にいたね。こうじゃなきゃならないとかいうことで、昼も夜も意識して、そういう姿勢を取っていたんだよ。これはこれでまた歪みなんだよね。常によい姿勢をなんてやってたら、北朝鮮の兵隊さんだ。これはこれで歪みとなる。そりゃそうだよ。拘束されちゃってるもん。人間は動物だ。ワンちゃんは時々体をぶるぶるって振るでしょ?伸びをしたりさ。あれは歪みを本能で取ってるんだよ。人間だって時々伸びをする。そう、ときどきエクササイズをやればいいのよ。特に仕事してりゃ歪みは生じる。拘束されるし、ストレスだ。ちょっと休憩のときこそチャンスだよね。まぁ、仕事中は歪みを取るほどはできないだろうが。それで慢性的に痛みがあるなら、気をつけなきゃならないよ。

お問合せ 郡山市小原田4-14-31 024-944-3211 純和会熊田まで