少年部

初心者クラスのあかりちゃん。以前は注意されると、すぐしょげてどうしようもなかった。今は心を入れ替えたか、しょげなくなってきた。稽古もちゃんとやるようになってきた。6月は大会に出てみる。まだ稽古中、「つらい~」とか言ってるけどな。

選手クラスのメンツ。初心者クラスとは全然緊張感が違うけど、今回、連休の癖が出たか、今一つ何かが違う。調子に乗りすぎな点が見られたので注意した。あかりちゃんにその様子を見せようものなら、固まっちゃうけどな。うちの娘の純帆。ようやく形を覚えてきた感じ。一人でこなせるようなら昇級審査だ。

少年部はこのほか、選抜クラスもあり、このクラスは俺が選抜した生徒をマンツーマンで指導するクラスだ。本格武道を指導する。純和会空手道場はいろいろな目的に合わせられるよう、クラスを多くし、道場生一人一人が練習しやすい環境つくりに取り組んでいる。

治療室兼道場

昔の武道の先生は治療もできるのが普通だった。今は競技化が進んで、武道を一面的にしか見ない先生が多くなったのが治療ができない先生の存在が当たり前にしてしまってるのかも。俺は若いころ、日本空手道無門会で半死半生の目にあって、それが困ってる人を助けられればという気持ちにつながった。俺にとっちゃぁ武道も治療も一つだ。空手も一度、原点に戻った方がいいと思ってるよ。そうやって普及させ、オリンピックはその後でもいいんじゃねぇかなって考える。その方が競技としての空手に武道としての空手は役立てられる。武道は健康法でもあり、護身術でもあるんだ。大会の強さのみが空手ではない。言っておくけど、道場生にけが人が多いから治療室をやってるのではないゾ。それでは指導者失格だ。

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姿勢

姿勢は大丈夫っていう人、実はいないんだよね。だれでも、子供のうちから歪みはある。子どもみたいにのびのび動けてればさしたる問題はないけど、最近は子供の歪みもひどい傾向に。大人であれば間違いなく支障をきたす。仕事という拘束があるからだ。純和会の空手道場で行われるゆるゆる骨コツ体操は姿勢を治すことから始める。空手の体幹の動きを利用してね。これが結構効果がある。空手を知らない人が初めても効果は出せる。体幹部を意識できる人ならばもっと簡単。

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俺が腰が痛いと思った時は…

空手の前蹴りをやる。でも、この前蹴り、周りを見てみると、俺とはやり方が違う。蹴るときに軸足に重心を移動しちゃってる人がほとんど。それをやると腰はよくならない。俺のやってる方法は大腰筋の調整になるから、腰痛がとれる。軸足に体重を乗せちゃうと、大腰筋調整にまで発展しない。体を安定させようと緊張が走るからだ。ただ、俺のやってる方法だと一瞬しか足を上げていられない。実戦的に見ても軸足に重心を乗せる分時間がかかり、不発に終わる。純和会道場は前蹴りと言ったらこれをやる。身体の力を抜く練習にもなる。抜けないなら何かが違うはず。俺は前蹴りの稽古で息切れもない。

第24回郡山シティマラソン大会

俺、初出場でした。実は震災の年、申し込んだんだよ。震災で中止になっちゃって、その後、結婚、娘が二人生まれて、出る機会を逃していた。今年こそは出れるかなと申しこんだ。最初に思い立ってから6年もたっていたんだね。体力も落ちた。いざ、スタートしてみたら、みんなが速いのなんの。年配の方も速い。こんな年寄りになんてむきになって走っちゃったよ。練習量が違うんだね。でもね、心肺機能に問題はなく、問題は足が痛いことだった。おまけに折り返し地点がいつまでも見えてこないこと。給水地点は俺にとってはオアシスだった。また元気を取り戻して入れた。日本空手道純和会を代表しての参加。応援の毛の中には「空手がんばれ~」とか「純和会頑張れ」。何よりうれしかったのは家族の応援だったね。「じゅうどうがんばれ」もあったけどさ・・・。ゴールした時の達成感はほんとに気持ちよかった。来年も出てみようかな。

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年に一度の・・・

毎年やってくるNPO法人の収支報告、活動予算書の作成。理事会も開かなきゃだし、毎年面倒なんだよ。この作業が。肩がこる。事務作業、得意じゃないからなぁ。事務員とかだったら、こんなの朝飯前なんだろうね。動いてなんぼの俺、現場で動いてるのが一番気楽なんだよ。身体は疲れるけどさ。これが終わればそんなに大変なことはない。明日は郡山シティマラソン。俺、初出場なんだよ。練習不足だし、そんな時期にこの事務作業。でも、NPO法人立ち上げるときはこんなもんじゃなかった。肩こり、腰痛、頭痛。お構いなしに事務作業。それでちょっとは慣れたんだけどね。おそらくOLとかがこのおれを観たら、情けねぇ、なんだこのガサツな作業は!って思うんだろうなぁ。

高齢者施設へボランティア訪問

昨日、郡山市卸町の高齢者施設こころへボランティアでゆるゆる骨コツ体操の指導へ行った。体を調整する動きをやってみたが、年中車いす高齢者にはしっくりこない。そこで、座りながらの空手の基本技での体操となった。正拳突き、手刀、掌底、猿臂などなど。施設の利用者から職員の方までが参加し、身体が温かくなってきたという声が。お年寄りもみんなニコニコ顔で30分の体操を終えた。オリンピックに空手が参加することで競技化が進む中、純和会はもっと一般大衆向きなものを考えている。オリンピック参加を否定するわけではないよ。でも、空手の普及をさせてからのオリンピックではないだろうか。純和会はそこから考える。

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