居合

居合の稽古はよくやっている。納刀の時、ゆっくり鞘に刀を収めるが、奥居合になると鞘に素早く収める。一瞬怖いくらいだ。間違って手を斬らないかってね。迫力もつく。だけど、なんで奥居合の段階になると納刀が素早くやるんだ?今まで考えたことないけど、最近悩むようになった。ゆっくり納めるのは怒りを腹の中に鎮める意味か?素早くやるのは自分の中ですっぱりけじめをつける意味なのかなぁ。まぁとにかく形の数は多い。他の流派よりも多い。形によって微妙にだけど、心境も異なってくる。楽しいとは思わないが、居合は心を癒してくれる。人斬り包丁が癒し?変人じゃねぇかと思うかもしれないが事実だよ。居合をやってると空手の組手も我が引っ込み、相手に合わせて動こうとするようになる。いいなりに成る事もある。自分にも相手にも後腐れが残らなければいいと考えるから。勝ち負けで言ったら弱く感じるかもな。でも組手が楽になるよ。居合。納刀が一番怖いときでもあるがこの時に心も納めなきゃいけないんだろうね。心を収めきれなかったら手を斬っちゃうことになるかも。最近は切らなくなったなぁ。稽古前はめんどくささを感じることもある。短時間で十分練習できるんだけどね。覚悟は必要だからなぁ。まぁ、これからも刀と向き合っていくよ。

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施術で患者さんの要望

患者さんもうちの施術に慣れてくると、いろいろ要求してくる人がいるんだよ。「あれをやってください」「これはやらないんですか?」とかね。歪みって同じ人でもその時によって変わってくるから必ず要求通りにはできないんだよ。リラクゼーションサロンなら可能かもな。もしやったら患者さんに媚を売ることにもなる。須賀川で修業中、俺もやらされたよ。現にね。そのころはまだ何も知らないから、「え?いいの?」とばかりやっちゃってたよ。その時必要なテクニックならいいが、そうじゃないときにはかえって歪みが元に戻っちゃったりするんだよ。つまりは台無しになるってことだ。下手したら事故だ。一時の患者さんの快楽に付き合ったがために事故が起きたらどうするの?実際そんなことを平気でやっちゃう治療家が存在しちゃうんだからね。それが食っていくためだ?治療に関して素人の患者さんの言う事を聞いちゃったら先生じゃないぞ。実際それで立ち上がれなくなって、俺のところに治療を受けに来た人がいたよ、何年か前に。話はずれるけど、昭和のプロレスが盛り上がったのは何でもかんでもお客さんの要望に応えなかったからだよ。お客さんあってのプロレスだけど、お客さんはプロレスは素人だ。決してお客さんに媚びなかったんだよ。いつ出るかわからないから必殺技なんじゃねぇか。治療家に一言。こういう患者さんに媚びていても今はいいけど、だんだん要求がエスカレートしてくる可能性もあるぞ。それでもいいのか?それにいずれはそういう人は来なくなるよ。目先の金に目がくらんでる証拠じゃねぇか。と言っても治療家は変にプライドが高いのが多い。言っても無駄かもな。

蹴り

写真左。軸足に体重が乗ってはいけない。よく軸足に重心を乗せて高く蹴り上げるようなシーンを見かけるけど、実戦上それは正しくない。左の子はみりちゃんだけど、この子は身体がきく。脚を本当に高く上げて蹴れと言われてもそれは出来ないだろうが、実戦的にこの写真通りが正しい。右は俺の長女の純帆だけど、その点まだまだかな。実戦的に無駄がないんだよ。右のような蹴りだと居着いた足さばきになるし、まず相手にヒットしずらい。昨日取り上げたナイハンチの形に波返しという足を持ち上げる所が有るけど、それは軸足に体重を乗せずに蹴りが出せるようにするための練習方法のためだ。初心者にやれと言っても難しいだろうが、案外意識しなくてもいつの間にかできてくるかもしれない。重心が不安定になるが、だからこそ相手に体重をかけることが出来る。みりちゃんも恥ずかしがったりしなければ大会でもっといい成績を出せるんじゃないかなぁ。

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形 ナイハンチ

これはいいね。これをやると体の調子がとてもいい。おまけに実戦の秘訣が満載だ。組手をやるうえでも体の痛みを取るのにも適している。そんなに長い形でもないからね。本部朝基はこれしかやらなかったというからな。52歳でロシアのヘビー級ボクサーを一撃で倒したと言われる。俺は常に体の調子をこれで調整しているよ。いちいち相手がこう来たらこうだとか考えたりしないよ。ただただこなすだけだ。初段から参段まであるが、やっぱり初段をこなすことが一番だろう。ちょっと腰が疲れたなぁなんていう時はナイハンチ。すぐ楽になるよ。ナイハンチの形は純和会では少年部は緑帯(五級~四級)と一般部に指導している。単調な形だが、姿勢と立ち方を維持することが難しく、少年部でもしっかりこなせるのはふうが君とりお君くらいだ。一般部にも教えてるけど、やっぱり練習量で勝る少年部にはかなわない。ふうが君とりお君はマンツーマンで指導を受けてるし、空手慣れしてるからこそ覚えた。昔はナイハンチは基本形で入門するとこの形を3年はやらされたというからな。いかに重要な形かが分かる。このブログを終えたらやるつもりだ。

大越君との練習

大越君は格闘技より武道志向だからね。組手より形、立ち合いの練習が主になる。形をこなしてると自分の体が矯正されていくのが分かる。立ち合いも時々、大越君と俺の動きが合って、まるで二人でダンスを踊ってるような動きになる。俺はこの技術を「合わせ」と呼んでいる。捌きというと芦原空手のまねと思われちゃうし、道場訓にも書いてある通り、空手の極意は居合にある。相手に合わせることで敵も味方も関係なくなるわけだ。相手をやっつけてこその空手だと思う人や勝ち負け意識が強いとこういう技術は理解できないだろうが。俺は清心流で居合と清心流空手の技術を習得したが、今では指導者ですらこういう技術を理解できない事態になっているのが悲しいね。何のために居合と両方修行するのか意味が分からないわけだ。だからこそ独立して純和会を立ち上げる必要に駆られたんだけどね。確かに時代が時代、武道志向ではなく目先の勝ち負けがすべてという風潮なってきてるからね。空手をやっているわけではない父兄が分かった気になって要は勝てばいいというインスタントな概念を持ち込んだともいえるけどな。指導者がそれに流されるのはしっくりこないね。そういう道場の方が組織は大きくなるけどさ。でもそういうインスタントな考えの持ち主はいずれ見る影もなく去っていくことになるんだ。流される指導者の責任という事になる。でもこの技術は覚えるとすごく気持ちがいいよ。俺はこの日、少年部リオ君の選抜クラスと少年部育成クラスの両方指導した後だったから正直疲れていたよ。体力を使うわけじゃないんだけどさ。身体を芯から使うから疲労感がすごいのかもしれない。でも、身体はいつの間にか動いちゃうんだよ。無我夢中ってやつだね。芯を鍛えると神(しん)が養われる。なんてね。

総合格闘技クラス

昨日は一般部の練習だった。渡辺さんが木曜に来るはずだったのが、仕事の都合で金曜に変更になったんでね。木曜は三瓶さんも来るけど、こうなればマンツーマン指導だ。いざ金曜になり渡辺さんが道場へ。自転車の修理を頼んでて自転車を取りに行くのに20時までに行かなくてはならないという事で練習は19時45分までという事になった。渡辺さんはスパーリング大好き人間だから、身体を調整して、すぐにスパーリングをやった。なんかいつもより組手時間が長くも感じられたなぁ。寝技の勘が今一つだったけど、戻ったのかなぁ。藤原組長の言う「骨で攻める」が今一つのような気がするんだよ。相手の投げを利用して投げ返したり力を利用したりするのは出来るんだよ。それだけは忘れてない。打撃はいつも通りだ。形をやることを忘れずにやってるからか。勘を取り戻すのってそんなに時間がかかるものかなぁ。俺ももっと寝技を練習したいね。これだけ融通の利く道場は他にはないだろう。これは純和会の自慢だ。

話は変わるが、昼間来ている酒井さん。今は休会中だが、体操を指導していたが、会社と年始から早速もめにもめて、クビにされたらしい。俺は酒井さんの肩を持つわけじゃないけど、どう考えてもこの会社のやり方はおかしい。資金がほかの会社に流れてる疑惑、子供の上達よりもブランド志向で運営している部分などなど。酒井さんはそこを何とか子供のためを思って、いろいろな方法を提案していたんだけどね。でも、クビって…。体裁を取り繕ってる感がばっちりだね。俺は酒井さんにその方がいいよって言ったよ。俺もそこで空手指導をという話が出ていたけど、俺もそんなところでは勤まらんよ。酒井さんが不憫でならないよ。本業は保険屋さん。とてもそうは思えないほどよくしてくれるんだよ。保険屋っていうと俺はがめついイメージがあるんだけど、酒井さんは全くないなぁ。早く仕事を落ち着かせて練習に復活してほしいねぇ。

遠方から入門希望者

遠方といっても郡山市内だが。逢瀬町だから車で40分以上はかかる。以前、逢瀬町の集会所でボランティアで空手体操の指導をして、「とてもいい先生だった」と言う感想を聞き、まず体験したいという事だった。小学1年生らしい。正直逢瀬町はさびしい所だから道場もないだろうしね。一般部には福島市とか矢吹町からくる人もいるが。親御さんの送り迎えが大変だろうなぁ。まぁ、少年部は送迎も純和会ではやっているが。それにしても俺がとてもいい先生だと。てれるじゃねぇか。別に当たり前の事しかやってねぇゾ、俺は。イケメンでもねぇし、金もねぇしな。短気で単純でエロくて…。う~ん言い出したらきりがないか。ただ空手が好きな老けた不良だよ。俺の顔見て逃げていかねぇだろうな。少年部はみんな面倒見のいい子ばかりだから大丈夫か。誰でも空手を始める前は緊張もするし、不安だらけだからな。環境づくりはこれからも必須課題だな。