ドラえもんの本当のエンディング

U-tubeで見たんだけどね。これが本当なのかはわからないけど、俺は信じたくてね。ドラえもん、俺が子供のころからやっている。今では娘二人が欠かさず見ている。

ある日、のび太はいつもの通りジャイアンに殴られ、先生に叱られ帰ってくる。ドラえもんに訴える。そうしたらドラえもんがピクリとも動かない。話もしない。のび太はドラミちゃんを呼び、診てもらう。ドラえもんは電池切れ。電池を交換すればまた動くが、今までの記憶は全部なくなってしまうとのこと。のび太は「そのままでいい」とドラミを帰す。ドラえもんは家にしまっておくことに。友達には未来に帰ったと言ってね。次第にドラえもんの話はなくなってしまう。のび太は心機一転。猛勉強してロボット工学士になった。そう、ドラえもんを自分で治すためにね。その努力を見たしずかちゃんはのび太のその姿にひかれ結婚。ある日のび太は「しずか、こっちへきてごらん」「ドラちゃん?」のび太に言われる通り二人でスイッチを入れる。

のび太君、宿題終わった?」とドラえもんの第一声。

俺はこのエンディング、ないままテレビ放送を続けてほしいね。こんなに夢を売る放送はないぜ。俺はほとんど見てないけど、娘二人は録画して何時間もかじりついてるよ。

純和会空手の形を整理

清心流からはいろいろな形を習ったが、清心流は細かく数が多い。でも、そんなに覚えられるわけもないんだよね。俺は実戦に生かせなきゃ意味がないと考えてるからね。数よりも習熟度合いが大事だと考えている。清心流には一般形だけでなく、基礎形や応用形で独特の創作形がある。むしろそれを大事にしていかなきゃならないと思ってね。うちはもう清心流ではないが、今、清心流はこれが廃れる寸前だ。誰かが守っていかなきゃなるまい。ましてや実戦的な動きがしっかり入った動きだ。それ以外はいらないんじゃないかなぁ。そう考えたら大会で形の部には出られないが、表演用の形ではないのが売りになるからな。基本形としてピンアン、その応用形として体捌き、別の基本形にナイハンチ、その応用では前後一線がある。これで十分だな。独特の基礎形もある。これらは温存しておこう。

人が治せる病気はない

そう聞くと、そんなことねぇだろ。風邪ひいて薬を飲んで治る。薬は人間が作ったものだぞ。とかえってくる事はよくあるんだよ。けどね、風邪を治す薬なんてまだこの世には存在してないのよ。あれは症状をバカしてるだけのことで治ってるわけじゃない。病気が治るのはすべて自然治癒力だ。ちなみに風邪で薬を飲めば、免疫力は低下するからね。うちの治療室の患者さんで俺をゴッドハンドなんて呼んでくれる人がいるけど、俺の治療だって自然治癒力を促進させているだけだ。その人はそれも気づかなかったらしいが。ガンだってそうだよ。メス入れてガン細胞をとっても又再発の恐れはあるわけだ。根本が治ってるわけじゃないからさ。最近は免疫療法なんて言うのも流行ってるよね。そういうので自分から治すようにしていかなくてはならない。身体の歪みをとる純和会の自力整体法だけではない。筋トレで抵抗力をつけるでもいい。自分に合うものを見つけるのが一番だね。

先日入門した問題児二人

俺の道場では問題児には全然見えないんだけどね。ネコかぶってるわけじゃないよ。でも、学校でも最近は落ち着いてきたらしい。母ちゃんが呼び出されるケースも少なくなってきたとか。学校の先生は「空手をやめろ」とかいうらしいけどさ。先生自体なめられてる時点で先生も悪いよ。それはこの少年二人にも言っている。「お前もちょっとすぎたかもな」と言ったら本人は納得していたよ。先生も頭ごなしに言うことを聞かせたりしねぇで、まずは話を聞いてやって、第三者としての意見を言えなきゃな。本人の話を聞いてるとまったくずれたことを言うやつじゃないよ。空手やって落ち着いてきてるのに「やめろ」なんて、先生の方がずれてると思うけどな。先生自身の精神面の甘さが少年に見透かされたんだろう。そうなりゃ、少年だっていいてぇことはあるからな。少々やりすぎちゃうことだってあるわな。厳しくするなと言ってるんじゃないよ。俺はこの二人にはすごく厳しく指導してるよ。でも、落ち着いてみてみなよ。こんなにいい奴はなかなかいないぜ。

居合道の良さと難しさ

俺は最近は空手にばかり傾かぬように居合もよく稽古している。とにかく癒される。真剣を持って癒される?そんな馬鹿なと思うかもしれないがホントにホント!何故かと聞かれても答えられねぇンだよ。嫁の裕子に言うと「私じゃ癒されねぇってのか、この野郎!」なんて言われるんだけどな。それについて応えりゃ、怖いとは思うけどな。あとはノーコメントだな(笑)。居合は最初は緊迫感の中スタートする。何本も形をやってるといつのまにやら気持ちがいい状態になってくる。完全に無心になってるよ。刀なんか怖くもなくなってる。でも、空手の組手でも緊迫感の中にあるようじゃ勝つか負けるかの状態であって、‘勝って打つ‘状態ではないからな。お侍さんにも真剣を抜く状態にあっても「和み」だけは持っていたというからな。それと関係があるのかもしれない。

それに居合は感情的になってると刀をうまく振ることはできない。真剣ならなおさらのこと。気持を静かにして、穏やかさというのかな。それを忘れると刀はぶれてしまう。だから最初の方はうまく振れないことが多い。斬れる居合じゃなきゃ話にならないからな。お侍さんはもっと人間ができてたかもしれない。いろんな武道の本を読んだが、昔のお侍さんの時代からちゃんと刀を扱えない人がいたというけどさ。居合は片手で刀を扱うことが多いから身体がゆがむという武道家がいるけど、それ以前にストレスから解放されるんだもん。拘束されるならわかるけど、それはないな。でも、そう考えると空手と居合は車の両輪みたいなもんだな。

居合はやりたいけど、真剣持ってまでやりたくないから模擬刀でいいという人がいるけど、そういう人にはこの心境は分からない。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」だよ。

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治らない病気

昨日、バイトのタクシー乗務中、とある飲み屋さんから、一本の松葉つえをついて出てくる男性がタクシーに乗った。お帰り先は病院。話を聞けば入院中らしい。抜け出したんだね。でも、白血病で年齢的に臓器移植もできないとのこと。そりゃぁ、抜け出して酒飲みに行きたくもなるわなぁ。俺なんか話を聞いてあげる事しかできねぇわけだからさ。もし、自分がなってしまったらどうしようかなんて考えちゃってね。娘を育てることもできねぇわけだ。病院の生活なんて退屈し通しだし。自分が健康でいられるだけのことだけど、それがどれだけ大きいことか考えさせられたよ。いくら体を自力整体法で調整しても白血病なんて治せないもんなぁ。酒飲みだけは支障ないからね。それだけか。治らないと聞いた時はショックだったって言ってたよ。俺は話を聞くことしかできなかったが、チップまでいただいてしまった。

勇唯斗君6年ぶりに少年部を見学

小学校、中学校と少年部で稽古していた勇唯斗君が夕方稽古してたら「バイトも休みだし、少年部を久しぶりに見てみたい」と言ってきてね。小さい子の胴着姿を久しぶりに見た感じで懐かしそうだった。ただ、当時の緊張感が今でも残ってるかと言えば勇唯斗くんが少年部にいたころほどではないんだよな。中学1年くらいになれば、一般部の黒帯といい勝負ができるくらいだからさ。気迫が違っていた。今でも緊張感がないわけでもないよ。先日の交流フェスタでは一般人が見ていたけど、最初は小さい子の胴着姿で「かわいい」くらいにしか思わなかったろうけど、普段の稽古同様のものを見せたら笑いなんか吹き飛んでたもん。この日は勇唯斗君は少しだけ指導して帰った。今、専門学校に通っていて、保育園の先生を目指している。今は机上論を学校で勉強しているわけだが、それが果たして役に立つかどうかだね。本人もそれが役立つか心配だったみたいだが。俺は現場の仕事に机上論はちょっとした教養程度にしかならないと思ってるよ。現場は違うからねぇ。それこそ1から覚えなきゃいけないだろうな。若いころは吸収が早いから大丈夫だろうけどさ。