娘と組手してみた

長女の純帆がどのくらいウデを上げたか見たくなってな。そもそも体格に差があるからな。それで俺が攻め込めば当然俺が勝つのは当たり前だ。だから俺は一切攻撃せず、完全に受けに回って来たところに合わせてみようと思ったんだが。いざ娘の技を利用しようとしたら何も出来なくてな。最後にカウンターを相打ち覚悟で娘の顔に寸止めで突きを入れたのがやっと。顔を傷つけるわけには行かないから、皮膚に触れるだけにしてな。相手が動いていようと自分が動いていようと皮膚にだけ触れる突きは相当練習してないと出来ないよ。強さを求める欲を捨てた頃に修練するんだ。若者は真似はしないでくれよ。いずれはそんなことも娘に教えなきゃならないが、今娘はまだ強さを身に付けてくれればいい。それにしても俺はそのカウンターだけで後は何も出来なかった。攻撃にムダがない証拠だ。そのあと同じ四年生の男子と組手をさせてみたが迫力も感じたよ。男子にはスピード負けしてるかと思っていたが、全然そんなこと感じなかった。全日本選手権にはただ運が良かったから行けるくらいに思ってたが、実力で充分行けるものを感じたよ。