一般部指導

今年最初の仕事が一般部指導。この後には治療予約も入ってる。今回は組手はやらずに形稽古、武器術、拳法形、最後にゴッチ式トレーニングを行った。形は空手の身体作りには絶対必要だしな。武器術は組手で必要な重心移動を養う。拳法形は組手に必要なテクニックを養う。元々清心流は武器から組手形など多くを学べる。俺は清心流で武器術から学んだからな。学んだものをそのままにしておくのはもったいないからな。武器を目的にしなくても組手に役立つ稽古なら何でもやった方がいいだろ?もちろん武器術を中心にしたければそれもまたOKだしな。遠藤さんは武器なんか全く初めて。一生懸命取り組んでいたよ。拳法形もとにかく数をこなした。無意識のうちに出る技が本当の技だ。組手で何の技を出したか覚えてないなんて事は俺も過去に何度かあった。身体に染み込ませなければならない。組手対策の為とはいえやれる事はいっぱいあるんだよ。遠藤さんは走り込みをやっていたそうだが、残念ながらこういうスタミナ養成は空手は要らないんだよ。少年部の上級者は組手を連続でやっても息ひとつ乱さないんだ。これは無駄な動きがないし、それに慣れてるからだ。遠藤さんはビックリしてたよ。ゴッチ式はスタミナ養成だな。プラス実戦向きの筋トレが出来る。空手のみでは体力は落ちて行っちゃうからゴッチ式をやるだけなんだよ。俺も40代後半頃に組手は10分くらいノンストップでこなしてたよ。体力はあるに越したことはないが本来の空手にはいらないものだ。もちろんそれだけ技術あっての事だけどな。