総合格闘技練習

格闘技指導する前に居合の稽古をした。落ち着き方が変わってくる。真剣を抜いて敵と対峙しているような心境になって、やがてそれが和んでくるんだ。そして格闘技指導。先週体験に来られた方が来て、もう一人、若い道場生が来た。この体験生、体力がハンパないから、若い人と練習した方がいいと思っての組み合わせだ。昨日この日は本格的空手の指導に入った。経験者でもある体験生だが、今までの空手の概念が覆る内容ばかりでパニックです!と言っていたよ。伝統派空手で初段持ってるらしいね。おまけに大道塾の空道も経験しているが、伝統派空手のクセがいつまでも残ってしまう事を言っていた。その通り!俺だって未だに残るんだもん。俺は無門会のクセが残るんだ。だから俺の組手は、相手から遠く自分から近いポジションなんて言わずに真正面から向かって行った方が本当はラクなんだ。でも今は空手本来の姿が分かっているのもあり、組手はやらないでいるよ。この体験生、12月から正式に入門する。今はまだ他の同年代の方との練習をしたら、ケガ人が出てしまうから、若い人と組み合わせたんだ。ブラジリアン柔術なんか世界チャンピオンクラスが普通に一般人と稽古するんだ。上の人はちゃんと合わせられるし、且つ自分の練習にもなるんだ。俺も誰相手でも合わせることは出来るが、そのくらいじゃないとケガ人を出してしまう。そのくらいの技量を身につけさせてから組み合わせを考えて行くつもりだ。