本物の芸術性

プロの選手や人のやることには、俺ばかりじゃないと思うけど芸術性を感じる。ボクシングにしてもキックボクシングにしても感じる。当然空手にもね。プロレスに関しては俺はショーとして行う試合には興味はない。もちろんそこにもプロの芸術性は存在するだろうが。俺はプロレスにはセメント(真剣勝負)の部分に芸術性を感じるよ。この点は素人が見てもわかると思うよ。頭のよさもうかがえる。キックボクシングの試合を俺は観戦したことがある。空手の蹴りとは違うなぁと思ったね。本物は違った。今大晦日総合格闘技中継をしているが、総合格闘技には芸術性を感じたことはない。あくまで素人の観る側に合わせて作られた感じがするし、血なまぐささしか伝わらないね。そういう意味ではいつかすたれてしまう代物じゃないかなぁ。俺は一応総合格闘技を指導しているよ。でもあくまでもともと何でもアリの空手が総合格闘技くらいには対処できて当然と考えているからであって、特別総合格闘技に思い入れはないよ。俺の空手にも芸術性を感じるくらいになれるよう俺も頑張るよ。治療もそのくらいのことができて当然だと思ってるよ。空手の組手にしても芸術性を考えたらあまり防具付はいいものではないよなぁ。一番安全性を考えてるし、アマチュアとしてのスポーツだからさ。防具空手はいいとは思うが、観てるとガチャガチャしちゃっててね。特に胴防具はいらないんじゃないかと思うことがある。うちの少年部は試合に出たい人は出してるけど、普段胴防具はつけさせないよ。観ていてスマートなんだよなぁ。そういう空手だとやっぱり練習している子には芸術性も感じたりするよ。