中学の武道必修

今は中学校の授業で武道をやってる。必修になったのはいいけどね。教育委員会も何か必要性を感じたからやってるんだろうが。ただ、聞いた話では受け身一つとっても安全なようにというか、危険性を回避したうえでやらせてるとか。こうなったら危ないとか練習の中に危険性がなければ武道じゃないんだけどな。それを除けたうえでの練習じゃ意味がない。授業でちょこっとやる武道で果たして効果があるかどうかも疑問だね。そんな授業の為に胴着まで買わなきゃいけないわけだからな。これは須賀川のジョイフィットでいつも俺の指導を受けている女性が言っていたよ。「実際にここで練習してて実感してるけど、何度も反復練習していかなきゃ効果がないのに、そこまでやるわけでもないのに武道をやる意味あるの?」とね。礼儀礼節の為か?それなら部活をしっかりやるだけで十分だぞ。今更半端に武道を必修にしたところで意味があるとは思えないね。半端な考えの武道なんか武道じゃないよ。半端なことしかできないならやるだけ無駄になるよ。世間知らずな人間がやらせるとこういう問題が起きる。当然指導者だってしっかりしてなきゃだめだよ。本当に武道をやらせるなら学校の先生が胴着を着て教えればいいわけじゃない。「こういうところに危険性が潜んでるから気をつけなさい」という中での練習ができてこその武道だ。