形 ナイハンチ

これはいいね。これをやると体の調子がとてもいい。おまけに実戦の秘訣が満載だ。組手をやるうえでも体の痛みを取るのにも適している。そんなに長い形でもないからね。本部朝基はこれしかやらなかったというからな。52歳でロシアのヘビー級ボクサーを一撃で倒したと言われる。俺は常に体の調子をこれで調整しているよ。いちいち相手がこう来たらこうだとか考えたりしないよ。ただただこなすだけだ。初段から参段まであるが、やっぱり初段をこなすことが一番だろう。ちょっと腰が疲れたなぁなんていう時はナイハンチ。すぐ楽になるよ。ナイハンチの形は純和会では少年部は緑帯(五級~四級)と一般部に指導している。単調な形だが、姿勢と立ち方を維持することが難しく、少年部でもしっかりこなせるのはふうが君とりお君くらいだ。一般部にも教えてるけど、やっぱり練習量で勝る少年部にはかなわない。ふうが君とりお君はマンツーマンで指導を受けてるし、空手慣れしてるからこそ覚えた。昔はナイハンチは基本形で入門するとこの形を3年はやらされたというからな。いかに重要な形かが分かる。このブログを終えたらやるつもりだ。