やっぱりこうなったか…

昨日の少年部はふうが君が休みだったからりお君が仕切った。でも、やっぱり子供。いくら自分で考えてやってみろと言っても、結局はいつもと同じ流れで事務的になってきた。本人の動きも少し鈍ってきてるし、やるべきことも忘れてるありさまだ。本人が楽しちゃってる感じだね。緊張感を取り戻させるため、俺はりお君と組手をやった。以前の動きがなくなってきてて、俺の突きが入っちゃう、入っちゃう。以前ならかわすこともできたものが全然ない。組手を中止し、立ち合いの稽古をリオ君にさせ、もう一度動きを取り戻すことが出来た。一番は緊張感の欠如だと思う。無理もないよ。かわいそうとは思ったけど、自分自らやらなければ考えようともせずに終わっちゃうからね。決して空手をやらされてるんじゃないんだよ。本人もやる気はある。覚えも早い。残念ながら自分から考えようとしない。入門して4年。あと一息で黒帯も取得できよう。

話は変わるが、新日本プロレスの前座の試合は、昔は総合格闘技並みの緊張感で包まれていたらしい。中堅レスラーの番人が見張ってて、ちょっと試合に緊張感が欠けようものなら、竹刀持ってリングに乗り込んでくるらしいから。ビジネスを忘れてケンカのような試合になることもしばしばあったらしい。りお君もそれと同じ状況だな。