治療室で治療して治りますか?について

まず、歪みというのは普段の生活のなかでできた癖なんだよ。うちで治療して歪みを取って、そのまま元の生活に戻ったら、それはまた元通りだよね。だから生活のなかで何が原因で痛みが出るようになったか考え、それを直そうとしなきゃいけないよね。たとえば胃がんになりました。んでもってうまく胃がんを切除しても、また胃がんになりやすい生活を送ったらそれはまた再発の恐れがあると言うのと同じだ。昨日の患者さんが治りますかと聞いてきたからね。そう答えたよ。この患者さん、歪みが強かった。ストレスが大きいみたい。このストレスを解消すべく何かをするのも大切だ。俺は練習で歪みを解消するが、ストレスなんか女の子とHするんだっていいだろうよ。ただし、女の子にサービスしてやらなきゃだめだけどな(笑)。日本はストレス社会だからな。最近は金を払いさえすれば完治すると勘違いするような人もいるからね。結局治すのは自分ですよ。若い人がこういう勘違いする場合もあるが、案外年輩の人でこんな勘違いする人もいるからねぇ。世間知らずな人にはこういう人は多い。うちの道場生の大越君はあちこち通ったそうだよ。でも、結局頼れるのは自分だと悟ったらしい。これが大事でこれがスタートだよ。だってどんなに腕のいい治療家でも、患者さんの生活の面倒までは見れないんだからさ。俺もずいぶん前の話だけど、「あなたは自分から治そうとしてないでしょ?それではいつまでも改善しないよ」と言ったら、「わかりました。それでも治してくれる人を探せばいいんですね」なんて言う人がいたよ(笑)。女性だったけどさ。言っちゃ悪いけど、おバカさんだねぇ。自分の甘い考えを改めるところからしないとだめだな。空手で護身術を覚えたいと言うけど、あえて危険な場所に行こうとするのと一緒だな。