プロレスの神様カールゴッチ

DVDを買ってきて、その人柄が映し出されてた。弟子の藤原組長は「ゴッチさんは神様じゃない。人間だよ」と言ってたけど、インタビューを見るとホント、神様というより人間味が出ている。70歳過ぎたころのインタビューだけど、メチャクチャ若いじゃないか。人間味が丸出しだから何度もそのインタビューの部分を見たくなってくる。ゴッチ氏は「打撃は必要ない」と言っていた部分に対し、インタビュアーが格闘技の素人だから勘違いしているが、プロレスラーに打撃はいらないという意味だと思う。その分レスリング技術を磨けという意味でさ。打撃の怖さだけは知っておく必要があるというんだからな。決して寝技が打撃より優位だとか言ってるんじゃなく、あくまでレスラーの本分を貫けという意味にとれる。総合格闘技は「像がダンスをするようなもんだ」なんて面白い発想だね。総合をやったからレスリング技術が磨かれるわけじゃない。確かにその通りだね。うちもあくまで空手が基本だよ。空手にだって投げ技、関節技もあるからね。一通りしっておく必要はある。カールゴッチ氏。もう亡くなってしまったが、藤原組長の関節技セミナーに行く際は、墓参りにもいくようにするよ。日本が好きで晩年、骨盤をオペして日本に来れなくなってしまったが、日本に行きたがっていたらしい。技術が藤原組長がやってることが出てきているので組長とゴッチさんはすごく重なるね。