ある人の私に対するイメージ

うちは空手だけじゃなく、総合格闘技クラスがあったり、はたまた居合、治療室、自力整体法といろいろ手を出しているからね。少年部の父兄の知り合いが「いろいろやってて落ち着きがないから、少年部の指導もいい加減なのでは?」といってきたらしくてね。聞かれた父兄は「とんでもない!ビシビシやってもらってるから助かってるよ」と言ったらしいんだけどね。これについて応えておこうか。俺の場合はいろいろやってるふうだけど、根本は空手、それも武道としての空手だ。試合用じゃない。居合は組手をやるうえですごく心の置き方の意味で助かっている。あくまで組手に結びつけるためだし、治療はやっぱり空手の動きと結びつけて考えてるからね。空手が参考になるんだよ。俺自身、若いころ、練習しすぎて心身ボロボロになった事があったからさ。そうやってきたから人の役に立てればと思って始めた。自力整体法は空手を参考にじゃなく、治療を参考に空手の動きから創作したものだ。武道空手は健康法にも格闘技にも生かすことが出来るからね。空手に興味がなくたって、治療室に用がある人だって来れるし、空手というより総合格闘技をやりたい人だって来れる。もちろん空手に興味があればそれもOK!総合格闘技の練習は空手の形をやる。それが基本だ。組手が総合ルールとでも言っておけばいいか。チョット脱線する話だけど、空手からとった健康法というのは、筋肉をつけるという意味じゃないよ。空手を知らない人はそんなイメージもあるみたいね。空手は力だと思ってる人が多いけど、もっぱら力を抜く作業だ。