流派継承 破門 乗っ取り

空手道場はいっぱいある。正式に継承された流派だといいながら、乗っ取ってできた道場なんていうこともある。反対に破門された人といえど、技術、精神をしっかり受け継いで道場を出している人もいる。芦原空手を追い出されたという正道会館石井館長も実は自分の道場生の意見をくんでの行動だったというじゃないか。何をもってインチキだというのか、正当な道場だというのかは、結果的に道場を経営している人ですらわからないのが実情だ。だって空手を習おうとする人の目的だって十人十色でしょう。技を身に着けたいのか、段位だけほしいのか、試合に勝って満足したいのかはいろいろだ。仮に本当にインチキだとしてもその人の道場がちゃんと続いているなら、それは何がしかの価値があるからであるわけで、道場生の目的にあってるから経営が成り立ってると言える。俺なんか2つの道場を破門になってるぞ。別に俺は自分に非があるとは思ってないし、自分の信念を曲げるわけにはいかないから、そういう結果になってるだけで、後ろめたさなんか一切ないよ。うちの道場生にもそこは正直に話してるよ。俺は自分の技術には絶対的に自信ありだし、技術的には伝統をしっかり受け継いでるつもりだぞ。う~ん、継承か。俺から何を学ぶかなんて人それぞれだからな。技術を学ばずに独立した奴だっているぞ。別に文句言うつもりもないし、堂々と頑張ってほしいねぇ。うちの次女なんかまだ小さいけど、俺が大学生に教えたことを覚えてたんだな。俺と遊んでる時にそれをに使ってるぞ。大したもんじゃないか。長女は俺が教えたことをしっかり使えるしな。まぁ、どこまで俺の言ったことを実践できるのかなんて分かりはしないがな。