また入門問い合わせ

今度小学6年生になる子だ。母親が護身術にという事で電話してきた。護身術。ただ、母親もよくわからないようだった。居合と言ってきたからさ。居合を合気道と勘違いしたのかもしれないな。だから空手を勧めた。今、少年部に護身術を教えてはいない。でも、護身の技にせよ、ガチンコでぶつかり合える度胸、力は必要になってくる。そこから力を使わない技に入ってくるからね。入門したら様子を見て、選抜クラスで技を教えようかと考えている。大玉村だからなかなか通うのが難しいからさ。来たとき長めに稽古できればと考えた。現在、選抜クラスは6年生になるふうが君だけだが、この子は体が小さいので体の大きい人に負けないような組手対策を教えている。いずれは人を伸ばしてあげれるような組手が出来ればいいかなと考えている。試合に勝つことだけが空手じゃないんだぞ。試合に勝つ人だって、その人を伸ばすことが出来る人がいるから伸びるんであってね。必ず陰で支える人がいるってことだ。最近はそれを忘れちゃう父兄が多いから言っておくよ。俺の護身的な考えだけど、敵と同調しちゃう。だから勝ちも負けもない。相手を傷つける必要もない。そうなれば人を伸ばしてあげることもできる。