純和会道場の方針

純和会は治療の場と武道、格闘技の道場だ。今まで別個に考えていたわけでもないが、道場自体、強さを求める時代でもなくなってきている。一般部に大会に出てみようと考える道場生がいないのが現状だ。楽しければいいのかもしれない。今、高山君にはすでにやっていることだが、腰痛の状態を見て、練習メニューを判断。状態が良ければまだ慣れてはいないけど、軽く組手をやってみる。本人がキックボクシングの試合に出てみたいという目標があるからだが。逆に状態が悪ければ組手はやらずに身体の調整に時間を割く。本人は四股立ちをやると腰が心地よいらしく、四股立ちがある形の稽古をよくやるようにしている。44歳の酒井さんも格闘技をやりに道場に通うが、手首の調子が仕事柄よくないので施術してからやるようにしている。酒井さんは保険屋さん。だが、保育士さんが在中している中、カフェもやっている。子供が集まりやすい。その中保健相談も引き受ける。考えは同じだ。

ホリエモンも言っていた。ダンサーはお金がないらしく、音楽活動している人も同じだと。そこで抱き合わせで考えたという。チョットこの話は俺も深くは忘れちゃったが、音楽の中でダンサーが躍る。大成功だったと聞く。

うちはたまたま治療と武道があった。逆に治療の中にも空手エクササイズ的なものを指導する時間があってもいいよな。本屋に行っても小さい子供が遊ぶスペースだってある。その道一本でやっていく考えは古いという事だ。