少年部の父兄とその友達のやりとり

友達「3年になるんだから、空手やらせてハクつけないとなぁ」父兄「ハク?」

友達「りお君くらいやってくれないと」父兄「できるの?」友達「あいつ、強いよ」

父兄「じゃぁ、熊田道場はいったら?」父兄「道場は他にもあるじゃん」

最近の大人のやり取りって、こんななの?父兄に聞いた話だけどさ。空手やってハクつくの?はなから強いなら空手やる必要もないしね。りお君も強くはなったけど、精神面とかまだまだ弱いところあるから頑張るわけだけど、そういう問題なくて空手やるんだ。尤もその子供は強がってばかりで嫌われてるらしいが。道場行っても浮いた存在になること間違いなしだと思うね。あえて熊田道場に入らないところがみそだね。本当はりお君に勝てないのではという不安があるもんな。そういうやつは。子供ががそんな考えならわかるが、大人が同レベルではねぇ…。りお君は空手をやってることで強がる要素はないもんなぁ。観てるとすぐ流されちゃう感じでさ。それがあいつの優しさだけど、大会ではそれが欠点になっちゃう。それでもめげずに頑張ってるぞ。頑張るしかない世界に入って、ハクつけようっていうんだからずれてる。最近、入門しても続かないのが多いけど、入ったら苦労するのは当たり前の世界というのが分からないんだろうか。