少年部のみさき君

練習やっても大会に出てもひょうひょうとしている。それだけでは緊張感が分からないようだ。ちょっとかわいそうだけど、昨日、俺と組手をやってついに泣きが入った。まだ年長さんだから、ほとんど力は入れてない。そのあとは小学1年生とキックボクシングのスパーリング。またまた泣きが入る。父ちゃんが見かねて「みさき!行け!!」ちゃんとやりかえすんだよ。だいぶやられたけど、一発返してやった感じだ。辛い思いなしで強くなることなどない。まだまだこれからだ。頑張ってほしい。勝ち負けはともかく、ボコボコにされてもひょうひょうとしていられるならば本物だけどな。そうしたら一目も二目も置かれる。俺は若いころはそんな感じだったぞ。ひょうひょうとしていられたわけじゃないが、とにかく打たれても踏ん張った。そうやって防御法を覚えていったんだ。だから46歳になっても組手は負けない。

最近の子は緊張感を全く知らないまま始まっちゃう子が多い。特に小学生に上がる前の子はそうだ。そのまま緊張感についていけずに去っていく子もいる。この辺はやっぱり親御さんの指導だろう。親父はやっぱり怖くなきゃな。俺か?二人の娘には怖い存在でもあるよ。でも何故か嫌われないんだなぁ。最近は親が怒れないからなぁ。そうなったら子供は注意する奴は敵だとしかとらなくなってしまう。

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