またまた練習やりたくない病

今日の少年部の稽古、はやと君、あの子よくあるんだよねぇ。今回は母ちゃんに車で連れられて、駐車場まで来たはいいが、車内で強情はって行かないという。母ちゃんもむきになって行きなさいだったけど、動こうとしない。母ちゃんもどうしようもないと道場にいる俺に助けを求める。「母ちゃんがここで揺れてちゃダメなんだよ!」と強めに言った。俺ははやと君に「稽古始める前は誰でもめんどくせぇもんなんだよ」と言って、シートベルトを外してやったら観念した。泣きながらだけどな。始めちゃったらどうってことない。うちの長女と組手をやってたよ。集中してさ。他の生徒にも聞いてみたよ。「俺のかあちゃん、言ったところでうるさいとか言ってきいてくれないよ。」尤もいうだけ無駄で言いもしないんだろうけどさ。うちの娘も全然言わないなぁ。稽古前なんて誰でもそんなもんだよ。俺も「あ~ぁ、だり~」なんて毎日のようだ。尤もタクシー乗務で遅くまで仕事して、身体が起きない状態があるからだけどさ。

空手は学校行くのと同じ、歯を磨くのと同じ、風呂に入るのと同じ、生活の一部として取り組まなきゃいけない。武道はあくまで生活と密接してるもの。試合があるから何か勘違いしてしまう父兄が多いが。