仕事に向けての準備

そう考えたら今日はタクシー乗務やるわけにはいかないなと思ってね。中止したよ。残ってた年始回りと夜はいつもほどではないが練習した。休み中にやることを後に伸ばして仕事しちゃうのはいかがなもんかと思ったんでね。明日からはきっちり行くぞ。休みは終わりだ。娘も保育園へ連れて行く。

それにしても今日年始回りをしてつくづく思ったことは、これもご先祖を大切にしてるか否かという事にもなる。やっぱり大事なのは人と人とのつながりだという事を再確認させられた。今の世は除夜の鐘の音でさえ「うるさい!」という苦情を入れる人間がいるらしい。日本人として恥ずかしくないのかな。道場での指導も少年部を見てると子供にどういう姿を見せてるのか、親の姿を見たくなる。子供に罪はない。親を道場生として教育した方がいいと思うことがしょっちゅうだ。そういう事情も考慮して、子供にはしっかり育ってもらいたいね。子供も分別がつくころにはそんな親のことを相手にしなくなってくる可能性も大だ。だからといって親に感謝できないのはまずいもんな。少年部に月一くらいで座禅会を開こうかと考えているところだ。

昨夜、若いころを思い出しながら床へ着いた。今考えてもぞっとすることばかりだから眠れなくなっちゃってね。死んでもおかしくない出来事が何度もあった。今生きてるのがホント不思議だよ。そのころからご先祖を大事にしていたわけじゃない。ご先祖に望みを託されてたから死ななかっただけだ。ただ、やんちゃだったという認識しかしてなかったが、とある知り合いからいろんなことを勉強して気が付いたことだ。今の熊田家の衰退ぶりを考えれば、俺に死なれてはまずかったんだ。裕子と二人で熊田家をもう一度復活させることが出来ればと思っているよ。