昔の生徒がたずねてきた

昨日、昼飯食べてる時に突然入ってきて、十字を切って押忍!ってやるんだよ。最初誰かと思ったら、震災前にうちに通っていた柳沼勇唯斗君だ。選手としては今一つだったが、自分から武器術を習いたいと言い出し、俺はトンファーの稽古をつけていた。中学校になると部活などで道場へ通えなくなるということでわざわざ私立の中学校に入学したくらいだ。震災で避難。空手道場は休会の形をとって、たまに稽古に来る形となった。その間アメリカの子供たちにトンファーの演武をしてびっくりされたらしい。そこから道場へは来なくなってしまった。レベルがどんどん上がっていくのにたまに出る程度ではついていけなくなったみたいだ。小学生の時、感謝の手紙を送ってきてくれた。学校で書くように言われたみたいでね。その手紙は今でも大事に保管している。現在専門学校生でうちの近くの学校に通っているとのこと。保育士を目指している。面倒見がいい子だったからすごくいい。勉強とアルバイト、こっちの状況見て、また空手と武器術の稽古に通いたいと言っている。俺が独立する前の生徒だから、独立した時に合ったいやがらせ、脅迫などのことは知らない。話したらびっくりしていた。