総合格闘技について

純和会でも総合格闘技はやってはいる。でもね、本当にあれがいいと思ってやっているわけではない。強さを競うのにあそこまでやる必要はないと思うしね。見ていて、ガキの喧嘩の延長っぽい。あまりほかの格闘技と比べても芸術性がないし、実際は違うかもしれないけど、やってる人の人格を疑いかねない。ケンカに近いものを、テレビ放映するのだっておかしいじゃん。その点、プロレスはよかったね。感動を呼んで、また見たいと思うもん。総合格闘技は審判がよっぽどしっかりしないと死人が出ちゃうよ。じゃぁ、なぜやってるの？ケンカに近いんだもん。それに対応できるくらいの強さは空手家は必要だと思ってるよ。総合の試合に出たいという人は今のところいないけど、あまり気が進まないよね。総合はプロレスのいいとこどりしてできた形と考えてるよ。少々欠点あるくらいでいいと思うし、あれがメジャー化することはないと思うし、なくなっちゃう可能性だってあるよ。

今、若い人は草食系男子なんて呼ばれて、総合をやる人は限られてくるかもしれない。でも、あのくらいやるくらい元気な人間が出てくるべきだとも思う。この世の中、平和なようでどこか違う。そこかしこに荒れたやつはいるからな。平和な時、武道も強さを求める必要がなくなってくるけど、なくすわけにもいかないんだよ。江戸時代もそうだった。でも、そんな時代もいつかは変わってくるんだろうね。