武道と格闘技の違い

みんなこれをイコールで結んでしまう人が多いけど、実は違う。格闘技は闘って勝つことを目的にしている。武道は闘わない方法だ。ただ、武道の技を格闘技に生かすことはできる。だから、空手がいくら競技色が強くなっても、純粋な格闘技とは言わない。闘わない方法だからね、弱いのもありだ。日本くらいだよ。弱くてもいいなんて言うのは。それが強みだということに格闘技をやってる人はなかなか気づかない。武道と格闘技をイコールとしてとらえてる道場も多いが、道としてとらえるのは本人の覚悟の問題だし、俺はそれについて口をはさむつもりはない。あくまで武道、護身だからね。少年部に競技組手をやらせるにしても、勝つことより負けないこと、つまり勝ち急いで隙を作らないことを基本として取り組ませているよ。健康も護身と言える。頑強な体を作るのではないしな。自分の健康と向き合うのも自分を病気から護るんだから同じだよ。だから、格闘技もゆるゆる骨コツ体操にしても、居合にしても基本的なところは一緒だというのが純和会だ。

f:id:junwakai:20170227133320p:plain

f:id:junwakai:20170301142318j:plain