近くの格闘技ジム

ついになくなっちゃったよ。でも、看板に地下格闘技なんてまともな人間じゃやらないような看板出してるわけだからさ。無理もないよなぁ。俺、よく散歩するから気づいたんだけどね。強さを誇示したかったのかなぁ。でも、そこに全力投球しなきゃ続きはしませんよ。もちろん時代の変化にも対応しなきゃいけないけど、このジムの代表さん、自分なりに信念持ってやってたのかは知らないけど、無法者だったとのうわさは聞く。今度は他の場所で違う看板出しそうな気はするけどな。俺は青少年育成も携わってるし、そこに空手の価値を見出してる。ここで相手を仕留めちゃいけないとか、武道家としての心得も技の中に入ってる。心技体。その方が少年部も人に対して優しく接する理由も含めて納得して空手を覚えられると思ってる。その点今の格闘技界は礼儀知らずが多いよね。空手はその点純粋な格闘技じゃないと俺は解釈してるけど、純和会は格闘技も教えてる以上、武道家の心も忘れない格闘技を教えるようにしている。たまに若い世間知らずな学生なんかがそこを勘違いして取り組んじゃうのがガッカリだね。俺の教え方もまだまだ改善の余地がありますなぁ。

俺が読書する理由

何かを読んでいるときの集中力。これが空手の組手と似ているような気がしてね。組手で落ち着いて静かに構えているときなんか何となく気持ちがいい。俺は組手中、いろんなことを企んだりしないからね。組手なんか相手のことを考えたりしないんだよ。自分と向き合ってるだけだ。読書にしたって本は生き物じゃないからさ、結局は自分と向き合ってる様なもんだ。自分に集中してるときに相手が攻撃してくると自然と対処しちゃう。まぁ、読書中には誰も構ってほしくないけどさ。座禅しているようなものかもしれない。その状態の方が反応力がアップするもんでね。だから組手も気持ちがいいよ。相手がどうのこうのにこだわってたら、人のせいにすることでしかなくなる。そんな組手は喧嘩と同じで胸くそ悪い。読書はあくまで自分の精神状態を静かにする手段だ。人をどうにかしてやろうなんて考えるやつは一度自分をどうにかしなさい。

どの空手も同じ

どの空手も同じというのは、特別な空手なんかないってことだよ。考え方の違いとかそういうことを言ったら、空手は一人一派というくらいだからな。うちだってリアルさを追求する団体だとは言うけど、競技空手でも伝統派でもそれに命を懸けてりゃ、それはすごいもんだよ。極真空手が昔、漫画の影響で特別視されてたんだよね。今でも極真が特別だと思い込んでる人がいるけどね。尤も素人さんだろうけどさ。でも昔から極真にも負けないような強い道場はあったよ。無門会だってその一つだ。今は強さを求める時代じゃないからね。その点取り残されちゃった部分があるが。今のある道場は「安い価格で極真空手が学べる」なんてチラシを出してるけど、うちの父兄は「その手のチラシは知ってたけど、気にもしなかったよ」って言ってたよ。気にする人だとすれば、ブランド好きかそんなもので、真剣に空手を学ぶ気があるとは思えないよな。自慢のネタ用とかか。今の時代じゃぁ極真のすごさは出せないぞ。流行もしない。安い価格でというのはその道場の人もよくよく考えて出すべきだったんじゃねぇかなぁ。素人だって受けもしない内容だよ。「自分は特別だぞ」なんていっても一部を除けば「はいはい」で流しちゃうんだからさ。ただ、人数を増やせばいいと思ってる証拠にもなるんだぞ。大組織にしようと思えばそうするのがいいけど、俺には関係ないな。組織化なんてある程度でいい。いざという時道場生のために融通がきけばいいんだ。それが道場生に喜ばれる。大組織なんて小回り効かないもん。どんどん中身がなくなるよ。中身をよく調べてから入門するんだよ。真剣な人はさ。かえってなめられちゃうんだ。へんてこなチラシはやめるべきだね。

バーベキュー大会

昨日は毎年恒例のバーベキュー大会。一人800円というけど、道場生以外からは取ってねぇからな。ほぼほぼ大還元の日だ。そんなに金はねぇンだけどな。今回は道場生のほか、父兄が集まって30名近くになった。今日は昼間からビールだ。楽しかったよ。天気も良かったしとにかく盛り上がった。午前中は練習。午後からバーベキュー。練習には一般部の三瓶さんの娘さんがほかの流派から練習に参加。バーベキューにももちろん参加。うちの少年部と完全に溶け合っていた。三瓶さんは普段口数は多くないが、スパーリングをすると色々な技を試みてきて、こちらを楽しくさせる。娘さんも同じく面白い子だった。うちの長女ともスパーリングしている。時間がたつのも忘れて夕方5時近くまで盛り上がってしまった。公民館から机、いすを借りてて、公民館から電話があってね。急いで返しに行ったよ。

f:id:junwakai:20181105103742j:plain

f:id:junwakai:20181105103803j:plain

俺の趣味は?

当然空手だ。居合も治療も。いずれも仕事じゃねぇかという人がいるけど、仕事が趣味で悪いか?以前いた生徒の父兄で空手もただの仕事で、給料もらってるものと思ってた人がいたな。道場なんて稼げねぇぞ。本部から給料?空手の世界にそんな慣わしはありません。ただの仕事だとかたずけられる代物じゃねぇンだよなぁ。空手も治療もさ。楽しみというものはある。むしろそれが大きいからずっと続けてるんだからさ。辞めらんねぇよ。死ぬまで。空手をやってると治療にも生きてくるから、技術は変わっていくよ。俺の親父はこういう話をしても理解できなかったなぁ。趣味は趣味。仕事は仕事。仕事は趣味であってはいけないなんて誰が決めたんだ?言っておくけど、治療も空手もあくまで現場で立ち会ってるのが楽しいんであって、地位も名誉もいらねぇよ、俺はね。地位とか名誉を趣味でやるやつがいるみたいだからなぁ。それはあくまで経営者だろう。師範でも先生でもなんでもない。

総合格闘技だけど…

一般部は総合格闘技だけど、基本は空手だからな。でも総合の練習をしてると空手とは考えられなくなっちゃう。打撃の練習をしているときはまだいいけどさ。それでも今のままではただの打撃戦。打撃ももう少し空手の理を取り入れないとな。ただ総合をやっちゃうと、取ってつけたような技術で終わっちゃうからさ。空手の基本をもっとやって行こうと思ってる。でも、経験者にそれを押し付けるのもよくない。その経験したもので自分のスタイルが出来上がっちゃってるんだからさ。でも、空手が基本となってる道場でそれを全く教えないのもいかがなものかと思う。押し付けるほどは教えないど、何かはしみつくくらいは教えた方がいいよな。尤も週1でストレス解消でやってる人が多いからね。一番は楽しければいいわけだ。技術もアドバイス程度は教えていくけど、押し付けるつもりはない。だからスパーリングばかりやるのもよくないと思ってるよ。スパーばかりやると体が参っちゃう。技のかけ方とかそういう時間を取ってやっていくつもりでいるよ。最近は形稽古をやらずに終わらせてしまうことがあるから、ゴッチ式トレーニングをやるときに、形をメニューの一つにしちゃえばいいと思った。カールゴッチはとにかく得意技なんかない。コンディション作りを重要視していた。それは俺も見習わなければいけないと思う。でもね、とってつけるようになっちゃうけど、寝技は空手にはあまりないんだから、プロレスリングの技術を練習はしていくよ。空手だからと言ってまるっきり空手一本にしなきゃいけないという事はない。むしろほかの武道もたしなんだ方が空手のためになると俺は思ってるからな。

うちの次女の臨

最近は空手が楽しいことに気づいてきたのかな。練習前になると「のどが痛い」だの「お腹痛い」だの言わなくなってきてね。同じ保育所、同じクラスのはると君がいるからというのもあるだろう。はると君には組手中、「よそ見しない!」「前を見るの!」なんて指導するんだよ。元々自分が言われてたことなんだけどな。大きな子と組手をすると突き、蹴りをまともに浴びちゃうから時々泣きが入るけど、くやしいのか、それでもひるまずに思いっきり突いたり蹴ったりするようになってきた。子供の場合は最初は遊びのつもりでできると思ってたのが、真剣でなければいけないことに気づき、練習が億劫になることがよくある。遊びでもいいけど真剣だからな。それも馴染んでくると伸びて来る。道場稽古は主に俺が先頭で指導する。裕子は助言をする程度。俺が先頭でやらなければ、今の子はついてこないからさ。一般部ももちろん俺が先頭でやる。指導を違う人に任せてふんぞり返るなどしない。自分が楽しむことだ。偉そうにしたいなら楽しめないからな。純帆も臨も最初は家業なのでやらされた感じがあるかもしれない。俺は他の道場で習わせてもいいと思ってたんだけど、本人はうちがいいという。今は二人とも練習に完全に入ってる。

それにしても昨日の一般部の練習はきつかった!!特に俺はきつく感じた。それでも俺は先頭切って練習するよ。これは一般部も同じだ。そうすると一般部もついていかないわけにはいかないからな。学生だと歳が行った俺が先頭でやってもついていこうと思わないんだよな。学生はやらされた感じで練習をついてきちゃうからさ。すぐ根をあげちゃう。

f:id:junwakai:20181101114626j:plain